米アプライド・マテリアルズ－大幅高　予想を上回る5-7月期決算や強い見通し好感

8月14日 終値 前日比 前日比（％） ---------------------------------- AMAT 67.62 +2.55 +3.92％ 　8月14日の取引で米半導体製造装置最大手のアプライド・マテリアルズ（NASDAQ：AMAT）が大幅に上昇。市場予想を上回る5-7月期決算や強い8-10月期見通しが好感された。株価は一時、前日比4.83ドル高(+7.42％)の69.9ドルまで上昇し、約半年ぶりに上場来高値を更新。2.55ドル高(+3.92％)の67.62ドルで終了し、S&P500の上昇率3位にランクインした。年初来では10.78％高となった。 　アプライド・マテリアルズが8月13日引け後に発表した2020年度第3四半期（5-7月）決算は、売上高が前年同期比23.4％増の43億9500万ドルとなり市場予想の41億8200万ドルを上回った。粗利益が25.6％増の19億5500万ドル、営業利益が41.7％増の11億800万ドル、純利益が47.3％増の8億4100万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は1.06ドルと市場予想の0.95ドルを上回った。 　第4四半期の見通しについては、調整後の一株当たり利益を1.11-1.23ドルとし、市場予想の1.02ドルを上回った。また、今後数年にわたり業界平均以上の成長を見込めるとした。