NY概況-S&P500が3日続伸 週間では3指数がそろって上昇
米株はもみ合い。中国当局が暗号資産の取引を禁止したことで関連株が下落したほか、決算発表や見通しが嫌気されたナイキが下落したものの、エネルギー、金融、資本財などの景気敏感株や旅行関連株が幅広く上昇した。ただ、週初の大幅安の原因となった中国恒大集団のデフォルト懸念は払しょくされておらず、上値も重かった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の2日間で845ドル上昇したダウ平均は33.18ドル高(+0.10%)と小幅ながら3日続伸し、S&P500も0.15%高と3日続伸した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.70%安まで下落後、取引終盤に0.10%高まで反発し、0.03%安とほぼ変わらずで終了した。週間ではダウ平均が0.62%高、S&P500が0.51%高、ナスダック総合が0.02%高とそろってプラス圏で終了。ダウ平均は4週ぶりの反発、S&P500とナスダック総合は3週ぶりの反発となった。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は17.75ポイントと前日比0.88ポイント低下。週間では3.06ポイント低下した。
※各種データは取得時の値です。
DOW
34798 +33.18 (+0.10%)
NASDAQ
15047.7 -4.55 (-0.03%)
S&P500
4455.48 +6.5 (+0.15%)
Rusell2000
2248.07 -10.97 (-0.49%)
SOX
3453.92 -3.52 (-0.10%)
CME225(ドル建て)
30085 -65
CME225(円建て)
30035 -115
WTI
73.98 +0.68 (+0.93%)
ドル円
110.72 +0.42
ユーロ円
129.74 +0.29
米10年債利回り(%)
1.4543 +0.019
米2年債利回り(%)
0.2715 +0.011
VIX
17.75 -0.88
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