後場コメント No.1  ワイヤレスG、博報堂DY、TOYOTIRE、ルネサス、IIJ、ブロドリーフ

2020/08/07(金) 15:05
★12:30  ワイヤレスゲート-後場売り気配 上期営業益53%減 主な販路の営業時間短縮・店舗休業響く
 ワイヤレスゲート<9419.T>が後場売り気配。同社7日に、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は2600万円(前期比53.2%減)だったと発表した。

 ワイヤレス・ブロードバンド事業が、モバイルインターネットサービスにおける主な販路の営業時間短縮、店舗休業、外出自粛の影響などにより、減収となった。また、ワイヤレス・ビジネスドメイン事業が、プライベートLTE構築支援事業において新型コロナウィルス感染症拡大により、現地での作業が一部遅延していることなどにより、減収となったことが響いた。

★12:31  博報堂DY-後場上げ幅縮小 1Q営業益94%減 「自動車・輸送機器・関連品」の減収響く
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が後場上げ幅縮小。同社は7日12時に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は4.0億円(前年同期比94.3%減)だったと発表した。新コロナウイルス感染拡大の影響が大きい「自動車・輸送機器・関連品」、「交通・レジャー」の売上高が前年同期を大きく下回ったことが響いた。

★12:33  TOYO TIRE-後場下げ幅拡大 今期営業益22%減見込む 1Qは48%減
 TOYO TIRE<5105.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日11時30分、未定としていた20.12期通期の連結営業利益予想を300億円(前期比22.0%減)だと発表した。市場コンセンサスは315億円。

 20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は79億円(前年同期比48.3%減)だった。タイヤ事業において、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、販売量、売上高ともに前年を下回ったことが響いた。

★12:33  ルネサスエレク-野村が投資評価引き上げ 買収によるシナジー効果でソリューション事業が離陸
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が堅調。野村証券では、買収によるシナジー効果でソリューション事業が離陸と指摘。投資評価は「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価は620円から790円に引き上げた。

 2Q(4~6月期)のNon-GAAPベースの営業利益がガイダンス(中央値219億円)を大きく上回り302億円、同利益率は18.1%となった点に注目。下期には、自動車向けで再びチャネル在庫が積み上がり在庫調整が進展する見通しだが、それを考慮しても同利益率は14%程度を確保できるとみている。相対的に収益性の高いデータセンタ向けが順調に拡大、自動車向けも第2世代R-CarのSoCが増加する等プロダクトミックスの改善による収益性改善が大きいと指摘。今後も収益性改善効果は持続すると見て、野村では20年のNon-GAAP営業利益予想を910億円から1120億円へ、21年は1100億円から1320億円へそれぞれ上方修正した。


★12:35  IIJ-後場上げ幅拡大 1Q営業益48%増 法人向けIPサービスなど伸長
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が後場上げ幅拡大。21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は20.5億円(前年同期比48.2%増)だったと発表した。テレワークの増加に伴い、法人向けのIPサービスおよびモバイル関連サービスが伸長した。アウトソーシングサービスやクラウド関連サービスが堅調だったことも寄与した。

★12:38  ブロードリーフ-後場マイナス転換 通期営業益を下方修正 上期は22%減
 ブロードリーフ<3673.T>が後場マイナス転換。同社は7日12時、20.12期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の46.0億円から39.0億円(前期比13.8%減)に引き下げると発表した。オンライン商談に切り替えたことから商談期間が長期化し、上期までに計画していたソフトウェア販売数に届かなかったことから、前回予想を下回る見通し。

 20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は16.3億円(前年同期比21.7%減)だった。


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