〔Market Flash〕ビール企業の真の数量モメンタムはまだ市場に理解されていない~JPモルガン

2018/07/12(木) 09:51
【9:50】ビール企業の真の数量モメンタムはまだ市場に理解されていない~JPモルガン  JPモルガンではビール業界に関して、ビール・発泡酒・新ジャンルの3種合計では6年連続のマイナス成長となっており、それがヘッドライン的な見え方になるため、ビール各社のバリュエーションがグローバル業界比でディスカウントされていることを指摘している。広義のRTD(Ready to drink)ではビール、発泡酒、新ジャンルに低アルコール飲料・ハイボールなどのビール以外の缶入りアルコール飲料を加えたRTD込みの4種合計の前年比は、業界全体では1%減だが、キリンHD(2503)の国内酒類事業を担うキリンビール社では前年比微増を維持しているとのこと。JPモルガンでは、日本の酒類飲料の消費量はマイナストレンドでないことを鑑みると、多様性に順応する戦略を採る日本のビール企業の真の数量モメンタムは、まだ株式市場には理解されていないと考えている。 【9:30】商社のトップピックは三菱商事、原料需給は相対的にタイト~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、総合商社の見通しは「中立」を継続している。(1)3大資源の価格鈍化リスク、(2)株主還元期待相場はいったん終了、(3)配当利回りでの割安感―の3点に注目しており、(1)と(2)はマイナス要因だが(3)があるため中立としている。個別では、三菱商事(8058)をトップピックで推奨している。増配・自社株買いなど株主還元のさらなる改善が期待できるとみているほか、資源の中では原料炭の需給が相対的にタイトで、純利益上振れの可能性が高まっていることなどを評価している。 【8:45】寄り前気配は島忠、日梱包、長谷工、エクセディが高い気配値  主力株の寄り前気配では、島忠(8184)+15.44%、日梱包(9072)+13.70%、長谷工(1808)+12.48%、エクセディ(7278)+10.48%、アイシン精(7259)+10.46%、イズミ(8273) +8.69%、ユー・エス・ (4732) +7.46%、東亜合成(4045) +6.08%、エア・ウォー (4088) +6.06%、持田薬(4534) +5.78%などが高い気配値。  一方、ケーヒン(7251)-16.71%、TSテック(7313) -9.60%、ネクソン(3659) -6.25%、TSIHD(3608) -6.01%、応化工(4186) -3.58%、東京精(7729) -3.11%、ワコム(6727) -3.03%、三住トラスト(8309) -3.02%、宇部興(4208) -2.85%、滋賀銀(8366) -2.83%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ