前場コメント No.9 すかいらーく、住友不動産、シチズン時計、宝印刷、ハーモニックなど

2018/07/23(月) 11:30
★9:49  すかいらーく-JPモルガンが目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
 すかいらーくホールディングス<3197.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1450円→1400円と引き下げた。
 1Q実績、2Qの販売進ちょく、経営環境などを総合的に勘案し、業績予想を下方修正。JPM予想は計画は元より市場予想を下回っていたが、さらに下回る水準まで修正。主因は粗利率、経費率の前提をやや慎重にしたため。業績予想修正に伴って目標株価も引き下げ、やや慎重なスタンスを継続。
 一方、単位株保有者に対し、半期3000円、年間6000円という株主優待と配当のサポートがある点、PERの水準なども勘案し、投資判断は「中立」を継続。

★9:54  住友不や三井不など-大手不動産安い 日銀が金融緩和柔軟化検討で金利リスク高まる
 住友不動産<8830.T>や三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>など大手不動産のほか、ジャパンリアルエステイト投資法人<8952.T>などREITが安い。休日中に複数のメディアで、日銀が金融緩和の柔軟化などの選択肢を議論することで、持続可能性を高める方策の検討に入ったと報じられた。
 日銀は現在ゼロ%程度となっている長期金利目標や、一部で市場の価格形成を歪めているとの指摘もあるETFなど資産買い入れの手法を柔軟化することを議論するという。これを受け、長期金利目標の引き上げやREITの買い入れ縮小などへの警戒感から、売りが出ている。

★9:54  シチズン時計-みずほが目標株価引き下げ 19.3期1Qは前年同期比で増収増益と推定
 シチズン時計<7762.T>が6日続伸。みずほ証券では、今19.3期1Qは前年同期比で増収増益とみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は970円→940円と引き下げた。
 1Q決算(8月9日発表予定)は売上高が781億円(前年同期比7.5%増)、営業利益が47億円(同23.0%増)と推定。主力事業の時計事業の1Qは売上高を386億円(同6.1%増)、営業利益を25億円(同6.1%減)と予想。減益を予想する理由は創業100周年を記念したイベントや、新モデルの販売促進のための広告宣伝費用の拡大を考慮したため。工作機械事業の1Qは、売上高を170億円(同28.1%増)、営業利益を30億円(同82.4%増)と予想。

★9:57  宝印刷-底堅い 20.5期増配へ 4年ぶり
 宝印刷<7921.T>が底堅い。21日付の日経新聞朝刊で、同社が20.5期の年間配当を54円程度と、今期計画に比べて4円程度積み増す方針だと報じられた。
 有価証券報告書の製作など主力事業の好調が続きそうなうえ、資金需要が一服することから株主還元を強化するという。増配は4年ぶりとなる見込み。

★9:59  ハーモニック-もみ合い 受注調整の継続を予想 「買い」継続
 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、受注調整の継続を予想。投資判断「買い」を継続も、目標株価は7200円→6800円と引き下げた。
 7月13日に開示された同社1Q単体受注/売上高およびその後の電話取材をもとに、今後の受注/売上予想を変更。特に受注調整は今2Qも継続するとの前提に立ち、目標株価を減額修正。
 ただし、短期的な需給の緩みを背景とした需要家からの受注調整をはじめとする株価低迷リスクがあるものの、工場自動化によるロボット需要の拡大など、中長期的な構造成長軌道は不変とした。今後の株価材料となり得る注目点は、(1)受注動向の先行きと(2)売上高の伸び率の主に2点。

★9:59  アプリックス-小動き スマート打刻サービス「DAKOQ」販売開始
 アプリックス<3727.T>が小動き。同社は7月20日大引け後に、Beacon(ビーコン)のそばを通るだけで打刻ができるスマート打刻サービス「DAKOQ(ダコク)」の販売を開始したと発表した。価格は、DAKOQサービス専用MyBeacon Pro汎用型で1台あたり3300円(税込み・送料込み)とし、セットでの年間利用料金は59400円から(税込み・送料込み)となる。


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