前場コメント No.1 川本産業、アゼアス、三菱電、東レ、東芝、中外薬、ウィルズなど
★9:00 川本産業やアゼアス－買い先行 武漢市以外の中国での新型ウイルス患者確認を材料視
川本産業<3604.T>やアゼアス<3161.T>などが買い先行。中国メディアが、北京市と広東省で20日までに新型コロナウイルスによる肺炎の発症者が確認されたと報じたことが材料。武漢市以外の中国での発症確認は初めてという。
春節の大型連休による感染拡大懸念もあり、ガーゼなど医療用衛生材料最大手の川本産業や、米国デュポン社製の防護服販売が主力のアゼアスに買いが向かっている。
川本産業<3604.T>やアゼアス<3161.T>などが買い先行。中国メディアが、北京市と広東省で20日までに新型コロナウイルスによる肺炎の発症者が確認されたと報じたことが材料。武漢市以外の中国での発症確認は初めてという。
春節の大型連休による感染拡大懸念もあり、ガーゼなど医療用衛生材料最大手の川本産業や、米国デュポン社製の防護服販売が主力のアゼアスに買いが向かっている。
★9:00 三菱電機－3日ぶり反落 サイバー攻撃で防衛などの情報流出か 朝日報道
三菱電機<6503.T>が3日ぶり反落。20日付けの朝日新聞朝刊は、同社が大規模なサイバー攻撃を受け、機密性の高い防衛関連、電力や鉄道といった重要な社会インフラ関連など官民の取引先に関する情報が広く流出した恐れがあることがわかったと報じた。
本社や主要拠点のパソコンやサーバーが多数の不正なアクセスを受けたことが社内調査で判明したという。同社は不正アクセスの手口などから、防衛関連の機密情報を主に狙う中国系のサイバー攻撃集団「Tick（ティック）」が関与した可能性があるとしている。
三菱電機<6503.T>が3日ぶり反落。20日付けの朝日新聞朝刊は、同社が大規模なサイバー攻撃を受け、機密性の高い防衛関連、電力や鉄道といった重要な社会インフラ関連など官民の取引先に関する情報が広く流出した恐れがあることがわかったと報じた。
本社や主要拠点のパソコンやサーバーが多数の不正なアクセスを受けたことが社内調査で判明したという。同社は不正アクセスの手口などから、防衛関連の機密情報を主に狙う中国系のサイバー攻撃集団「Tick（ティック）」が関与した可能性があるとしている。
★9:01 東レ－3日続伸 ICタグ従来の5分の1程度のコストで生産する技術開発
東レ<3402.T>が3日続伸。19日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が衣料など商品の在庫管理などに使うICタグを、1枚2円以下と従来の5分の1程度のコストで生産できる技術を開発したと報じた。
従来品はICチップを組み込むための生産工程などがコスト増の原因だった。同社の新技術で生産コストは5分の1程度になる。東レは1枚当たりの販売価格を2円以下に設定する方針で従来品の10～20円前後と比べ大幅に安くなるとしている。
東レ<3402.T>が3日続伸。19日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が衣料など商品の在庫管理などに使うICタグを、1枚2円以下と従来の5分の1程度のコストで生産できる技術を開発したと報じた。
従来品はICチップを組み込むための生産工程などがコスト増の原因だった。同社の新技術で生産コストは5分の1程度になる。東レは1枚当たりの販売価格を2円以下に設定する方針で従来品の10～20円前後と比べ大幅に安くなるとしている。
★9:01 東芝－売り気配 子会社で架空取引が発覚
東芝<6502.T>が売り気配。同社は18日、連結子会社の東芝ITサービス（本社：神奈川県川崎市）の商取引に関して、他企業の取引先との取引について実在性に疑義のある取引が行われていたと発表した。弁護士および公認会計士の外部専門家の参画も得て社内調査を実施したことで発覚した。
現時点までの同社の調査によれば、20.3期上期（4-9月）における対象の取引の売上高の総額は約200億円規模と見込まれ、3Q（10-12月）連結決算にデジタルソリューションセグメントで同売上高の消去が行われる見込み。事実関係および損益への影響、売上高への影響については引き続き調査中としている。
東芝<6502.T>が売り気配。同社は18日、連結子会社の東芝ITサービス（本社：神奈川県川崎市）の商取引に関して、他企業の取引先との取引について実在性に疑義のある取引が行われていたと発表した。弁護士および公認会計士の外部専門家の参画も得て社内調査を実施したことで発覚した。
現時点までの同社の調査によれば、20.3期上期（4-9月）における対象の取引の売上高の総額は約200億円規模と見込まれ、3Q（10-12月）連結決算にデジタルソリューションセグメントで同売上高の消去が行われる見込み。事実関係および損益への影響、売上高への影響については引き続き調査中としている。
★9:01 中外製薬－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ Samancor寄与には時間を要する可能性が高まりつつある
中外製薬<4519.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ヘムライブラによる短中期業績拡大に加え、長期での成長可能性も魅力と指摘。投資判断を「Neutralから「Overweight」に引き上げ、目標株価は7300円→12500円に引き上げた。
（1）ヘムライブラ（対象疾患：血友病 A、導出先：Roche）と（2）nemolizumab（対象疾患：重症アトピー、フェーズ 3、導出先：Galderma）の輸出売上の上方修正、（3）SKY59（対象疾患：発作性夜間ヘモグロビン尿症、フェーズ 3 準備中、導出先：Roche）を売上予想に織り込み、中長期の業績予想を上方修正した。ヘムライブラの初期出荷分ロイヤリティ及び通常出荷価格での輸出売上本格スタートにより、20/12期～21/12期の業績拡大を予想。20/12期下期から輸出売上が拡大する前提としている。
中外製薬<4519.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ヘムライブラによる短中期業績拡大に加え、長期での成長可能性も魅力と指摘。投資判断を「Neutralから「Overweight」に引き上げ、目標株価は7300円→12500円に引き上げた。
（1）ヘムライブラ（対象疾患：血友病 A、導出先：Roche）と（2）nemolizumab（対象疾患：重症アトピー、フェーズ 3、導出先：Galderma）の輸出売上の上方修正、（3）SKY59（対象疾患：発作性夜間ヘモグロビン尿症、フェーズ 3 準備中、導出先：Roche）を売上予想に織り込み、中長期の業績予想を上方修正した。ヘムライブラの初期出荷分ロイヤリティ及び通常出荷価格での輸出売上本格スタートにより、20/12期～21/12期の業績拡大を予想。20/12期下期から輸出売上が拡大する前提としている。
★9:01 ウィルズ－買い気配 前期営業益を上方修正 株主優待ポイント売り上げが順調
ウィルズ<4482.T>が買い気配。同社は17日に、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の2.7億円から3.1億円（前の期比2.8倍）に引き上げると発表した。
主として2019年12月において予定していた「プレミアム優待倶楽部」の株主優待ポイント売り上げ、IR-naviの継続的な利用料にかかる売上高が順調に推移し売上高がそれぞれ上回ったことが寄与する。
併せて、19.12期の期末配当予想について、東京証券取引所マザーズ市場への上場を記念した記念配当10円の実施により0円→10円（前の期は無配）に修正することも発表した。年間配当も同額となる。
ウィルズ<4482.T>が買い気配。同社は17日に、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の2.7億円から3.1億円（前の期比2.8倍）に引き上げると発表した。
主として2019年12月において予定していた「プレミアム優待倶楽部」の株主優待ポイント売り上げ、IR-naviの継続的な利用料にかかる売上高が順調に推移し売上高がそれぞれ上回ったことが寄与する。
併せて、19.12期の期末配当予想について、東京証券取引所マザーズ市場への上場を記念した記念配当10円の実施により0円→10円（前の期は無配）に修正することも発表した。年間配当も同額となる。
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