後場コメント No.2  丸紅、レオパレス21、三菱マ、良品計画など

2020/01/20(月) 15:16
★13:22  丸紅-続伸 カタールのアル・カルサ太陽光発電プロジェクトの長期売電契約締結
 丸紅<8002.T>が続伸。同社は20日に、カタールのSiraj Energy、仏Total Solar Internationalとともに出資参画する特別目的会社を通じ、カタール国のアル・カルサ太陽光発電プロジェクトに関わる売電契約を、カタール電力水公社と締結したと発表した。

 このプロジェクトはカタール国における初の大型太陽光発電事業であり、同社にとっては、2010年より商業運転を開始しているメサイード・ガス焚複合火力発電事業に続く、同国での2件目の発電事業になるという。今後、特別目的会社が、800メガワットの太陽光発電プラントを建設し、保守・運転を担う。商業運転開始は2022年4月を予定している。

★13:34  レオパレス21-大幅高 旧村上ファンド系からの株主提案に反対を表明
 レオパレス21<8848.T>が大幅高。同社は17日に、2019年12月27日付で取締役10名解任と取締役3名選任を求めた臨時株主総会の招集請求に関するの書面を受領したことに対し、臨時株主総会の招集手続きは行わないと発表した。

 取締役の選解任を内容とする臨時株主総会が開催することとなった場合、その対応の必要や経営陣交代の可能性があるなかでの事業提携・事業再編を含む抜本的改革案の具体的検討は、中断せざるを得ない状況となり、業績にマイナスであるとしている。

 臨時株主総会の招集を提案した旧村上ファンド系の投資会社レノは2019年12月18日時点で同社株14.46%を保有している。同社がレノによる臨時株主総会の招集請求を拒否したことから、臨時総会を開催させるためにレノ側が保有割合を増やすのでは、との思惑から買いが優勢となっているようだ。
 

★13:39  三菱マテリアル-続伸 東大発スタートアップを評価パートナーとし銅ナノインクの開発開始
 三菱マテリアル<5711.T>が続伸。同社は20日に、東京大学発のスタートアップ企業であるエレファンテックを評価パートナーとして、銅ナノインクの開発を開始したと発表した。

 今般同社が開発するのは、インクジェット印刷に用いる「銅ナノインク」という。現在は「銀ナノインク」が広く使用されているが、マイグレーションによる回路内での絶縁不良や短絡が課題となっている。「銅ナノインク」は、それらの課題を解決するだけでなくコストダウンも期待されるとしている。

★13:47  良品計画-大幅高 昨年末から停止していた通販サイトを18日から再開
 良品計画<7453.T>が大幅高。同社は運営する「無印良品」の通販サイトが利用できない状態だった問題で、18日からサイトを再開した。

 同サイトについては、昨年末からメンテナンスが続いたまま長期にわたって再開されない状態だったことから、再開を好感した買いが優勢となっているようだ。

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