前場コメント No.8 三菱UFJ、アウトソシング、エイベックス、興研、都競馬、リコー など
★10:44 三菱UFJ-3日続落 三菱UFJ銀行江南支店で行員1人が新型ウイルス感染
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続落。子会社の三菱UFJ銀行は27日、愛知県江南市の江南支店に勤務する行員1人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。
当行員は25日に医療機関に受診し、26日に陽性と判明した。江南支店では約40人が勤務しているが、濃厚接触の可能性がある約10人には2週間の自宅待機を指示したとのこと。なお、株価への反応は限定的。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続落。子会社の三菱UFJ銀行は27日、愛知県江南市の江南支店に勤務する行員1人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。
当行員は25日に医療機関に受診し、26日に陽性と判明した。江南支店では約40人が勤務しているが、濃厚接触の可能性がある約10人には2週間の自宅待機を指示したとのこと。なお、株価への反応は限定的。
★10:46 アウトソーシング-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 今期は前期のマイナス要因反動による高い増益を予想
アウトソーシング<2427.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今期は前期のマイナス要因反動による高い増益を予想。投資判断は「Buy」を継続、目標株価は1700円→1500円に引き下げた。
19/12期営業利益は155億円と従来の三菱UFJ予想を22億円下回ったが、20/12期予想は4億円減額にとどめている。差異22億円を分析すると、国内製造業の景気低迷影響が10億円、一時的マイナス要因12億円に分けられるという。よって前期のこれら差異の内、20/12期予想に影響を与えるのは景気低迷影響10億円のみであるとコメント。一方、海外におけるオランダの物流関連向け派遣や豪州のITエンジニア向け派遣等のオーガニック成長を新たに反映すること等により20/12期予想の減額幅は4億円に留めている。会社計画210億円に対しては10億円未達を予想しているが、海外製造及びサービス系部門の会社想定が楽観的とみている。
アウトソーシング<2427.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今期は前期のマイナス要因反動による高い増益を予想。投資判断は「Buy」を継続、目標株価は1700円→1500円に引き下げた。
19/12期営業利益は155億円と従来の三菱UFJ予想を22億円下回ったが、20/12期予想は4億円減額にとどめている。差異22億円を分析すると、国内製造業の景気低迷影響が10億円、一時的マイナス要因12億円に分けられるという。よって前期のこれら差異の内、20/12期予想に影響を与えるのは景気低迷影響10億円のみであるとコメント。一方、海外におけるオランダの物流関連向け派遣や豪州のITエンジニア向け派遣等のオーガニック成長を新たに反映すること等により20/12期予想の減額幅は4億円に留めている。会社計画210億円に対しては10億円未達を予想しているが、海外製造及びサービス系部門の会社想定が楽観的とみている。
★10:50 エイベックスー10日続落 3月11日まで全公演の開催自粛を決定 興行関連銘柄に売り広がる
エイベックス<7860.T>が10日続落。同社は26日、3月11日までのエイベックス・マネジメント所属アーティスト全ての公演を対象に開催を自粛すると発表した。日本政府から要請された方針に従ったものとしている。
株価は新型肺炎への懸念から足もと下落基調で推移しており、きょうも安いところで3%近く下げる場面があった。興行関連ではチケット販売のぴあ<4337.T>や東京ドーム<9681.T>も大幅安となっている。
エイベックス<7860.T>が10日続落。同社は26日、3月11日までのエイベックス・マネジメント所属アーティスト全ての公演を対象に開催を自粛すると発表した。日本政府から要請された方針に従ったものとしている。
株価は新型肺炎への懸念から足もと下落基調で推移しており、きょうも安いところで3%近く下げる場面があった。興行関連ではチケット販売のぴあ<4337.T>や東京ドーム<9681.T>も大幅安となっている。
★10:58 興研-大幅高 米厚生長官「N95マスク3億枚必要」=BBG
興研<7963.T>が大幅高。ブルームバーグ通信は27日、アザー米厚生長官が26日、米国の「N95」規格のマスクの備蓄が1200万枚にとどまっており、国内で新型コロナウイルス感染が大きく広がった場合はさらに3億枚必要になるとの見解を下院委員会で示した。これを受け、米株式市場でN95マスク供給業者の3M社の株価が一時3.4%上昇した。
日本国内でも新型肺炎の感染拡大が続いていることから、再びマスク関連が動意付いており、N95マスクを取り扱う同社に買いが向かっている。そのほか、川本産業<3604.T>、重松製作所<7980.T>なども高い。
興研<7963.T>が大幅高。ブルームバーグ通信は27日、アザー米厚生長官が26日、米国の「N95」規格のマスクの備蓄が1200万枚にとどまっており、国内で新型コロナウイルス感染が大きく広がった場合はさらに3億枚必要になるとの見解を下院委員会で示した。これを受け、米株式市場でN95マスク供給業者の3M社の株価が一時3.4%上昇した。
日本国内でも新型肺炎の感染拡大が続いていることから、再びマスク関連が動意付いており、N95マスクを取り扱う同社に買いが向かっている。そのほか、川本産業<3604.T>、重松製作所<7980.T>なども高い。
★11:01 東京都競馬-いちよしがフェアバリュー引き上げ ネット投票システム「SPAT4」の好調が業績を牽引する見通し
東京都競馬<9672.T>が反発。いちよし経済研究所では、ネット投票システム「SPAT4」の好調が業績を牽引する見通しと指摘。レーティングは「A」を継続し、フェアバリューを6000円→6300円に引き上げた。
いちよしでは、「SPAT4」の好調を考慮し、今後の業績予想を見直した。ギャンブル関連の統計をふかんすると、パチンコ・パチスロ市場縮小の一方で、ネット投票が進む公営ギャンブルへのシフトが続いており、「SPAT4」は、地方競馬のネット投票のインフラとして、公営ギャンブルのネット化進展とともに今後も拡大傾向が続くと予想している。地方競馬市場は全体6700億円のうち、ネット投票が75%を占め、「SPAT4」の売得金は2399億円(19.12期実績、前期比22%増)と伸長し、全体の35%を占めたという。
東京都競馬<9672.T>が反発。いちよし経済研究所では、ネット投票システム「SPAT4」の好調が業績を牽引する見通しと指摘。レーティングは「A」を継続し、フェアバリューを6000円→6300円に引き上げた。
いちよしでは、「SPAT4」の好調を考慮し、今後の業績予想を見直した。ギャンブル関連の統計をふかんすると、パチンコ・パチスロ市場縮小の一方で、ネット投票が進む公営ギャンブルへのシフトが続いており、「SPAT4」は、地方競馬のネット投票のインフラとして、公営ギャンブルのネット化進展とともに今後も拡大傾向が続くと予想している。地方競馬市場は全体6700億円のうち、ネット投票が75%を占め、「SPAT4」の売得金は2399億円(19.12期実績、前期比22%増)と伸長し、全体の35%を占めたという。
★11:04 リコー-反落 宮城の事業所でライン一部停止 新型コロナで部品不足=日経
リコー<7752.T>が反落。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で必要な部品が中国から仕入れられなくなり、宮城県内にある事業所の生産ラインの稼働を一部止めていることが26日、分かったと報じた。
記事によれば、主に生産しているのは印刷業者向けのデジタル印刷機で「一部で納品が遅れる」との同社コメントを紹介している。
リコー<7752.T>が反落。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で必要な部品が中国から仕入れられなくなり、宮城県内にある事業所の生産ラインの稼働を一部止めていることが26日、分かったと報じた。
記事によれば、主に生産しているのは印刷業者向けのデジタル印刷機で「一部で納品が遅れる」との同社コメントを紹介している。
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