NY概況-ダウ915ドル安 週間では3週ぶりに大幅反発
米株は大幅反落。米国の新型コロナウイルスの感染者数が中国やイタリアを上回ったことで、収束までの長期化見通しが強まり、米国経済への影響が懸念された。米下院で2兆ドルの巨額景気刺激策が可決し、トランプ米大統領の署名で成立する見込みとなったことで下落幅を縮小する場面もあったが、取引終盤に再度売られた。前日までの3日間で21.30%高となったダウ平均は、朝方に1082ドル安まで下落後、午後に224ドル安まで反発したものの、915.39ドル安(-4.06%)と4日ぶりの大幅反落で終了。ダウ平均採用の30銘柄はボーイングの10.27%安を筆頭にシェブロン、ウォルト・ディズニーなど28銘柄が下落した。S&P500も3.37%安と4日ぶりの大幅反落。11業種は公益が小幅に上昇したものの、10業種が下落。原油安を受けてエネルギーが7%近く下落したほか、IT、資本財、コミュニケーションが4%超下落した。ハイテク株主体のナスダック総合も3.79%安と大幅反落した。
週間ではダウ平均が12.84%高、S&P500が10.26%高、ナスダック総合が9.05%高とそろって3週ぶりの大幅反発となった。
※各種データは取得時の値です。
DOW
21636.78 -915.39 (-4.06%)
NASDAQ
7502.38 -295.16 (-3.79%)
S&P500
2541.47 -88.6 (-3.37%)
SOX
1488.75 -83.86 (-5.33%)
CME225(ドル建て)
18880 -595
CME225(円建て)
18560 -520
WTI
21.7 -0.9 (-3.98%)
ドル円
107.93 -1.65
ユーロ円
120.15 -0.69
米10年債利回り(%)
0.6762 -0.132
米2年債利回り(%)
0.2438 -0.029
関連ニュース
海外株の最新ニュース
関連コンテンツ