前場コメント No.2 ＤＭＧ森精、富士フイルム、あさひ、オリックス、ビックカメラ、ハイデ日高など
★9:02 ＤＭＧ森精機－ＳＭＢＣ日興が投資判断引き下げ 欧州の事業活動低迷の影響は大きい
ＤＭＧ森精機<6141.T>が売り気配。ＳＭＢＣ日興証券では、欧州の事業活動低迷の影響は大きいと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」に引き下げ、目標株価は2030円から930円に引き下げた。
受注は従来20/12期に前期比横ばいの4075億円を予想していたものの、新型肺炎の影響を織り込み、19％減の3330億円と減額。欧州の企業活動の制限の影響が大きくなるであろう2Qが特に厳しいとみている。欧州の新型肺炎の拡大を受け、4月の1ヵ月間、欧州の7工場を一時停止する（営業や保守は通常通り継続）という。キャンセル等はまだ見られず、日本では欧州工場向けの部品も生産する計画とのことではあるが、欧州の事業活動停滞を受け、2Qの売上高は低下し、営業損失となると予想している。人件費等費用削減、内製化・ディスカウント見直しによる粗利改善を徹底する方向になるとみている。
ＤＭＧ森精機<6141.T>が売り気配。ＳＭＢＣ日興証券では、欧州の事業活動低迷の影響は大きいと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」に引き下げ、目標株価は2030円から930円に引き下げた。
受注は従来20/12期に前期比横ばいの4075億円を予想していたものの、新型肺炎の影響を織り込み、19％減の3330億円と減額。欧州の企業活動の制限の影響が大きくなるであろう2Qが特に厳しいとみている。欧州の新型肺炎の拡大を受け、4月の1ヵ月間、欧州の7工場を一時停止する（営業や保守は通常通り継続）という。キャンセル等はまだ見られず、日本では欧州工場向けの部品も生産する計画とのことではあるが、欧州の事業活動停滞を受け、2Qの売上高は低下し、営業損失となると予想している。人件費等費用削減、内製化・ディスカウント見直しによる粗利改善を徹底する方向になるとみている。
★9:02 富士フイルム－買い気配 政府がアビガン備蓄最大3倍に＝日経
富士フイルムホールディングス<4901.T>が買い気配。5日付けの日本経済新聞朝刊は、政府が7日に決定する緊急経済対策の原案が4日わかり、経済対策の柱のひとつとしてアビガン備蓄を最大3倍にすると報じた。
新型コロナウイルスに対する治療効果が期待されている同社の抗インフルエンザ薬「アビガン」の増産を支援し、2020年度中に現在の最大3倍にあたる200万人分（インフルでは600万人分）の備蓄を確保するとしている。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が買い気配。5日付けの日本経済新聞朝刊は、政府が7日に決定する緊急経済対策の原案が4日わかり、経済対策の柱のひとつとしてアビガン備蓄を最大3倍にすると報じた。
新型コロナウイルスに対する治療効果が期待されている同社の抗インフルエンザ薬「アビガン」の増産を支援し、2020年度中に現在の最大3倍にあたる200万人分（インフルでは600万人分）の備蓄を確保するとしている。
★9:03 あさひ－買い気配 今期営業利益予想8.8％増 前期は2.3％増で着地
あさひ<3333.T>が買い気配。同社は3日、21.2期の通期営業利益予想を前期比8.8％増の45億2500万円と発表した。20.2期の通期営業利益は19.2期比2.3％増の40億600万円だった。今期見通しについては、電動アシスト自転車やスポーツサイクルなど高付加価値商品へのシフトがさらに進むことやインターネット通信販売の比率増加を見込むとしている。
あさひ<3333.T>が買い気配。同社は3日、21.2期の通期営業利益予想を前期比8.8％増の45億2500万円と発表した。20.2期の通期営業利益は19.2期比2.3％増の40億600万円だった。今期見通しについては、電動アシスト自転車やスポーツサイクルなど高付加価値商品へのシフトがさらに進むことやインターネット通信販売の比率増加を見込むとしている。
★9:03 オリックス－三菱ＵＦＪＭＳが投資判断引き下げ 21/3期の利益不透明感は増している
オリックス<8591.T>が軟調。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、21/3期の利益不透明感は増していると指摘。投資判断は「Overweight」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は2340円→1470円に引き下げた。
COVID-19の影響が多方面に及んでいると指摘。関空の離発着数の低下の影響は3月後半から本格化しているおり、ホテル等の運営不動産の稼働率は外国人客の利用が高い物件だけでなく全てで低下しているという。航空機リースも、リース満了後に新たに借り手が見つからないケースが増加することでリース料収入が減少する可能性が高いと指摘。21/3期予想純利益を従来比21%引き下げた。なお、純資産と比較して、リスクが高めの資産の規模は、金融危機の時と比較すると小さくバランスシートリスクは限定的とみている。
オリックス<8591.T>が軟調。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、21/3期の利益不透明感は増していると指摘。投資判断は「Overweight」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は2340円→1470円に引き下げた。
COVID-19の影響が多方面に及んでいると指摘。関空の離発着数の低下の影響は3月後半から本格化しているおり、ホテル等の運営不動産の稼働率は外国人客の利用が高い物件だけでなく全てで低下しているという。航空機リースも、リース満了後に新たに借り手が見つからないケースが増加することでリース料収入が減少する可能性が高いと指摘。21/3期予想純利益を従来比21%引き下げた。なお、純資産と比較して、リスクが高めの資産の規模は、金融危機の時と比較すると小さくバランスシートリスクは限定的とみている。
★9:03 ビックカメラ－8日続落 20.8期上期の経常益は4割弱減の90億円前後＝日経
ビックカメラ<3048.T>が8日続落。4日の日経新聞朝刊は、同社の2019年9月～20年2月期の連結経常利益は前年同期比4割弱減の90億円前後だったようだと報じた。
従来予想（23％減の108億円）から減益幅が広がった。19年10月の消費増税で販売が低迷し、暖冬の影響で好採算の季節品が不振だった。新型コロナウイルスの感染拡大で訪日客（インバウンド）向け販売も落ち込むなど逆風が続いた。決算発表は9日を予定。新型コロナの感染拡大が続き、インバウンド消費が回復する時期も見えないため、下期も苦戦を強いられそうだとしている。
ビックカメラ<3048.T>が8日続落。4日の日経新聞朝刊は、同社の2019年9月～20年2月期の連結経常利益は前年同期比4割弱減の90億円前後だったようだと報じた。
従来予想（23％減の108億円）から減益幅が広がった。19年10月の消費増税で販売が低迷し、暖冬の影響で好採算の季節品が不振だった。新型コロナウイルスの感染拡大で訪日客（インバウンド）向け販売も落ち込むなど逆風が続いた。決算発表は9日を予定。新型コロナの感染拡大が続き、インバウンド消費が回復する時期も見えないため、下期も苦戦を強いられそうだとしている。
★9:04 ハイデイ日高－売り気配 今期営業益は非開示に 前期は16％減 3月既存点は18％減
ハイデイ日高<7611.T>が売り気配。同社は3日に、20.2期通期の営業益が41.0億円（前期比13.4％減）だったと発表した。同純利益は25.8億円（同16.3％減）だった。
特別損失として、スクラップアンドビルドに伴う旧店舗閉鎖及び営業不振に伴う減損損失2.3億円を計上したことが響いた。21.2期の業績予想については、現時点で合理的な算定が困難であることから非開示としている。
また、3月度の売上高速報を発表し、既存店ベースでは前年同月比18％減となった。全店ベースは同16.1％減だった。既存店ベースの客数は20.0％減、客単価は2.5％上昇した。
ハイデイ日高<7611.T>が売り気配。同社は3日に、20.2期通期の営業益が41.0億円（前期比13.4％減）だったと発表した。同純利益は25.8億円（同16.3％減）だった。
特別損失として、スクラップアンドビルドに伴う旧店舗閉鎖及び営業不振に伴う減損損失2.3億円を計上したことが響いた。21.2期の業績予想については、現時点で合理的な算定が困難であることから非開示としている。
また、3月度の売上高速報を発表し、既存店ベースでは前年同月比18％減となった。全店ベースは同16.1％減だった。既存店ベースの客数は20.0％減、客単価は2.5％上昇した。
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