〔Market Flash〕米国のMMF待機資金が動き始める兆し~大和

2020/05/29(金) 12:45
【12:45】米国のMMF待機資金が動き始める兆し~大和  大和証券では、米国では3・4月でMMFが1兆ドル以上積み上がったことを指摘している。ITバブル後やリーマン・ショック後でも見られた現象で、MMFの取り崩しと同時期に、日本における海外投資家の買いが始まったとのこと。足元で海外投資家は15週ぶりに日本株の買い越しに転換(現物+先物)したが、MMF資金の流動化の兆しかも知れないと大和では考えている。また、MMF残高は約4.8兆ドルと巨額であることから、世界の金融市場だけでなく、米国消費を潤すなどの好影響にも注目している。 【10:40】ファーウェイ問題と5G普及への影響~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、米商務省が米国原産の技術やソフトウェアを使って設計された半導体チップをファウンドリ企業などがファーウェイやハイシリコンへ供給する場合、承認が必要となるよう輸出管理を強化したことを受けてリポートしている。これにより、ファーウェイやハイシリコンはTSMCに半導体の製造委託をすることがほぼ不可能になる。三菱UFJMSでは、諸条件が変わらない前提でスマホや5Gインフラなどの市場成長に対して、短期的にマイナス影響を及ぼす可能性があるとみており、5G基地局の供給に制約が生じれば、普及を抑制する要因になり得ると考えている。しかし、基地局市場には複数のサプライヤが存在するため、あくまで普及スピードの問題と捉えており、普及や成長を妨げる問題ではないと推察している。 【9:30】8月のJPX日経400定期見直しでは34増30減の入れ替えを予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、8月のJPX日経400定期見直しでは、34増30減の入れ替えを予想している。定量基準で除外候補のめぶきFG<7167.T>や日本光電<6849.T>は、定性基準を満たしており残留となる可能性があるとみている。一方、DOWA<5714.T>や川崎重工<7012.T>は、定性基準を満たしている項目が少なく削除の可能性があると指摘。追加側では、ノエビア<4928.T> やMCJ<6670.T>は定性基準を満たす項目が少なく、追加見送りの可能性があるとみている。また、シャープ<6753.T>の新規採用を予想する一方で、東芝<6502.T>が採用される可能性は低いと考えている。 【8:45】寄り前気配は凸版印、ミスミG、豊田織機、東芝が高い気配値  主力株の寄り前気配では、凸版印<7911>+22.98%、ミスミG<9962>+9.04%、豊田織機<6201>+6.99%、東芝<6502>+6.15%、邦ガス<9533>+5.58%、三菱ガス<4182>+5.23%、大塚HD<4578>+4.90%、住友重<6302>+4.66%、日揮<1963>+4.55%などが高い気配値。  一方、滋賀銀<8366>-10.51%、タダノ<6395>-8.89%、TSテック<7313>-7.10%、日産自<7201>-6.32%、三井造<7003>-5.60%、森精機<6141>-5.52%、宇部興<4208>-5.39%、住友鉱<5713>-5.08%、日精工<6471>-4.46%、中国銀<8382>-4.33%などが安い気配値となっている。
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