前場コメント No.4 島忠、ＺＨＤ、ドーン、エスクローＡＪ、双葉電、オオバ
★9:09 島忠－底堅い 今期営業益1％増見込む 3Q累計は3％減で着地
島忠<8184.T>が底堅い。同社は9日に、従来未定としていた20.8期通期の営業利益予想を90.4億円（前期比0.6％増）にすると発表した。国内における緊急事態宣言の解除等により経済活動の再開等の動きが見え始めたこと、並びに5月、6月の業績および現時点において入手可能な予測を踏まえ、通期業績予想を算定した。
併せて発表した、20.8期3Q累計の営業利益は68.4億円（前の期比2.9％減）だった。緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため当該地域の家具売場を臨時休業し、施設テナントへの支援などを実施したことなどが響いた。
島忠<8184.T>が底堅い。同社は9日に、従来未定としていた20.8期通期の営業利益予想を90.4億円（前期比0.6％増）にすると発表した。国内における緊急事態宣言の解除等により経済活動の再開等の動きが見え始めたこと、並びに5月、6月の業績および現時点において入手可能な予測を踏まえ、通期業績予想を算定した。
併せて発表した、20.8期3Q累計の営業利益は68.4億円（前の期比2.9％減）だった。緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため当該地域の家具売場を臨時休業し、施設テナントへの支援などを実施したことなどが響いた。
★9:10 ＺＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 中長期的な成長期待を織り込む局面へ
Ｚホールディングス<4689.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、株価は中長期的な成長期待を織り込む局面と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は420円から650円に引き上げた。
21/3～24/3期の売上高予想を若干減額。一方、コロナ禍における利益確保のためコスト抑制をきっかけとして、先行投資的に拡大傾向にあったプロモーション費用や減価償却費の増加ペースが従来想定に比して緩やかになると予想。営業利益は若干増額した。25/3期業績予想を加え、コマース事業におけるYahooショッピング等のEC成長、YJカードなど金融関連サービスの拡大、国内景気の緩やかな成長を前提としメディア事業における広告拡大持続を織り込み、前期比5％増収、12.7％営業増益を見込んでいる。
Ｚホールディングス<4689.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、株価は中長期的な成長期待を織り込む局面と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は420円から650円に引き上げた。
21/3～24/3期の売上高予想を若干減額。一方、コロナ禍における利益確保のためコスト抑制をきっかけとして、先行投資的に拡大傾向にあったプロモーション費用や減価償却費の増加ペースが従来想定に比して緩やかになると予想。営業利益は若干増額した。25/3期業績予想を加え、コマース事業におけるYahooショッピング等のEC成長、YJカードなど金融関連サービスの拡大、国内景気の緩やかな成長を前提としメディア事業における広告拡大持続を織り込み、前期比5％増収、12.7％営業増益を見込んでいる。
★9:11 ドーン－急騰 今期営業益14％増見込む 前期は45％増で着地
ドーン<2303.T>が急騰。同社は9日、21.5期通期の営業利益予想は3.3億円（前期比13.8％増）と発表した。クラウドサービスの利用料収入について、既存顧客の定常収入に加えて新たな契約の獲得に伴う増収を見込む。受託開発については、クラウドサービスの新規契約に伴う初期構築のほか、引き続き電力会社における施設管理用の地理情報システムなどの受注を想定している。
20.5期通期の営業利益は2.9億円（前の期比44.8％増）だった。既存顧客から継続して防災関連システム向けの受注があったほか、防災・防犯関連のクラウドサービス案件の獲得が進んだことが寄与し、従来の会社計画2.6億円を超過した。
ドーン<2303.T>が急騰。同社は9日、21.5期通期の営業利益予想は3.3億円（前期比13.8％増）と発表した。クラウドサービスの利用料収入について、既存顧客の定常収入に加えて新たな契約の獲得に伴う増収を見込む。受託開発については、クラウドサービスの新規契約に伴う初期構築のほか、引き続き電力会社における施設管理用の地理情報システムなどの受注を想定している。
20.5期通期の営業利益は2.9億円（前の期比44.8％増）だった。既存顧客から継続して防災関連システム向けの受注があったほか、防災・防犯関連のクラウドサービス案件の獲得が進んだことが寄与し、従来の会社計画2.6億円を超過した。
★9:11 エスクローＡＪ－買い気配 1Q営業益65％増 相続不動産の売却ニーズ高まる
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が買い気配。同社は9日、21.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は1.8億円（前年同期比65.3％増）だったと発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が軽微だったことに加え、不動産オークション事業において相続不動産の売却ニーズの高まりから、提携税理士事務所から持ち込まれる相談案件数が増加し、1件あたりの成約価格も上昇したことなどが寄与した。
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が買い気配。同社は9日、21.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は1.8億円（前年同期比65.3％増）だったと発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が軽微だったことに加え、不動産オークション事業において相続不動産の売却ニーズの高まりから、提携税理士事務所から持ち込まれる相談案件数が増加し、1件あたりの成約価格も上昇したことなどが寄与した。
★9:12 双葉電子－急騰 有線給電ドローン無線中継システムの実証実験に成功
双葉電子工業<6986.T>が急騰。同社は9日、ソフトバンク<9434.T>および東京工業大学工学院との共同研究において、有線給電ドローン無線中継システムの実証実験に成功したと発表した。
このシステムは、ソフトバンクの「係留気球無線中継システム」と併用して、自然災害などにより支障が生じた携帯電話サービスエリアを、より迅速に復旧させることを目的に開発したという。
ドローンを地上100メートルに停留飛行させることで、親機と子機間の中継距離を10キロメートル、サービスエリアを郊外地では半径3キロメートル以上、見通しの良いエリアでは半径5キロメートル以上確保できるとしている。6月22日に電波法関係審査基準が改正されたことから、今後は災害時や遭難救助およびその訓練時に使用できるとした。
双葉電子工業<6986.T>が急騰。同社は9日、ソフトバンク<9434.T>および東京工業大学工学院との共同研究において、有線給電ドローン無線中継システムの実証実験に成功したと発表した。
このシステムは、ソフトバンクの「係留気球無線中継システム」と併用して、自然災害などにより支障が生じた携帯電話サービスエリアを、より迅速に復旧させることを目的に開発したという。
ドローンを地上100メートルに停留飛行させることで、親機と子機間の中継距離を10キロメートル、サービスエリアを郊外地では半径3キロメートル以上、見通しの良いエリアでは半径5キロメートル以上確保できるとしている。6月22日に電波法関係審査基準が改正されたことから、今後は災害時や遭難救助およびその訓練時に使用できるとした。
★9:12 オオバ－続伸 今期営業益5％増見込む 前期は4％増で着地
オオバ<9765.T>が続伸。同社は9日、21.5期通期の連結営業利益予想は12.0億円（前期比4.8％増）と発表した。建設コンサルタントにおいて、国土強靭化・防災減災に関連する官庁需要の増加に加え、携帯電話基地局設置業務など民間需要の増加を見込む。
20.5期通期の連結営業利益は11.4億円（前の期比3.6％増）だった。東日本大震災の復興需要はピークアウトしたものの、福島県・熊本県などの復興需要に応えるとともに官庁・民間受注が伸長したことが寄与した。
オオバ<9765.T>が続伸。同社は9日、21.5期通期の連結営業利益予想は12.0億円（前期比4.8％増）と発表した。建設コンサルタントにおいて、国土強靭化・防災減災に関連する官庁需要の増加に加え、携帯電話基地局設置業務など民間需要の増加を見込む。
20.5期通期の連結営業利益は11.4億円（前の期比3.6％増）だった。東日本大震災の復興需要はピークアウトしたものの、福島県・熊本県などの復興需要に応えるとともに官庁・民間受注が伸長したことが寄与した。
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