後場コメント No.3  ファーストコポ、カイオム、ハードオフ、JTOWER、キャンドゥ、良品計画

2020/07/10(金) 15:03
★13:53  ファーストコーポレーション-3日ぶり反発 今期営業益12%増見込む 配当予想も増額
 ファーストコーポレーション<1430.T>が3日ぶり反発。同社は10日12時、21.5期通期の営業利益予想は15.0億円(前期比11.7%増)と発表した。引き続き用地確保に注力し造注方式のシェア回復を図るとともに、再開発事業への参画、新規顧客の開拓などを進めるとしている。通期配当予想については22円(前期は20円)とした。
 
 20.5期通期の営業利益は13.4億円(前の期比28.5%減)だった。2019年のマンション供給件数が、埼玉県以外のすべてのエリアで前年比下振れとなったことなどが影響した。

★13:56  カイオム-後場上げ幅拡大 出資先企業が大塚製薬と共同研究契約を締結
 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が後場上げ幅拡大。同社が出資するTrans Chromosomics社(鳥取県米子市)が10日、大塚ホールディングス<4578.T>グループの大塚製薬と完全ヒト抗体作製に向けた共同研究契約を締結したと発表したことが材料。

 同社は2017年にTrans Chromosomicsに資本参加し、同年12月に完全ヒト抗体作製に関する共同研究契約を締結している。株価は出資先企業の大手製薬企業との共同研究開始を好感した買いが優勢となっている。高いところで前日比10%近く上昇する場面があった。

★14:07  ハードオフ-もみ合い 6月度既存店売上高6%増 全店は7%増
 ハードオフコーポレーション<2674.T>がもみ合い。同社は10日14時、6月度の既存店売上高(直営店)は前年同月比5.6%増、全店は同6.9%増だったと発表した。ハードオフ・ガレージオフ・ホビーオフ・ブックオフ業態が好調に推移した。

★14:09  JTOWER-後場上げ幅拡大 5Gスマートポール設置に関し都と協定 携帯電話事業者の利用も決定
JTOWER<4485.T>が後場上げ幅拡大。同社は10日14時に、東京都と西新宿エリアにおけるスマートポールの設置に関する協定を締結し、併せてこの協定に基づき設置するスマートポールについて携帯電話事業者各社(NTTドコモ<9437.T>、KDDI<9433.T>、ソフトバンク<9434.T>、楽天<4755.T>傘下の楽天モバイル)の利用が決定したと発表した。

 同社はこの協定を通じて、東京都における今回の先進的なスマートポールの取り組みにおいて東京都や関係各社との連携をさらに強化し、これまで培ってきた通信分野における技術・知見を最大限発揮することで、5Gの早期普及やデジタル先進都市(スマートシティ)のモデル構築などに貢献するとしている。

★14:20  キャンドゥ-続伸 6月度既存店売上高5%増 全社は6%増
 キャンドゥ<2698.T>が続伸。同社は10日14時に、6月度の月次売上高速報を発表し、既存直営店売上高は前年同月比4.6%増となった。全社では同5.6%増だった。

★14:59  良品計画-急落 米子会社が破産法申請 コロナ影響=日経
 良品計画<7453.T>が急落。日本経済新聞電子版は同社の米子会社「MUJI U.S.A.」が日本の民事再生法に当たるチャプター11(米連邦破産法11条)を申請したことが10日、分かったと報じた。

 記事によれば、新型コロナウイルスの影響で店舗が営業休止して業績が悪化したようだ。新型コロナによる米連邦破産法11条の申請は日本の小売大手では初めて。法的手続きを経て再建をめざすとしている。


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