前場コメント No.9 ジェイテック、ソフトバンクG、黒谷、トライステージ、広栄化、国際帝石
★10:16 ジェイテック-急騰 日経ヴェリタスでの「放射光施設向け高精度ミラー」紹介を好感か
ジェイテックコーポレーション<3446.T>が急騰。12日付の日経ヴェリタスで、同社の「放射光施設向け高精度ミラー」が取り上げられたことが好感されているようだ。
記事によれば、同社は原子レベルで物質の構造を解析する放射光施設に欠かせない高精度ミラーで世界トップ技術を持つという。放射光は光に近い速度まで加速させた電子を強力な磁石で曲げると出くくる電磁波。X線のように外から見えない物質の内部を探れるため、バイオテクノロジーや産業開発の最先端分野での活用が進むという。
ジェイテックコーポレーション<3446.T>が急騰。12日付の日経ヴェリタスで、同社の「放射光施設向け高精度ミラー」が取り上げられたことが好感されているようだ。
記事によれば、同社は原子レベルで物質の構造を解析する放射光施設に欠かせない高精度ミラーで世界トップ技術を持つという。放射光は光に近い速度まで加速させた電子を強力な磁石で曲げると出くくる電磁波。X線のように外から見えない物質の内部を探れるため、バイオテクノロジーや産業開発の最先端分野での活用が進むという。
★10:17 ソフトバンクG-新高値 ウィーワーク黒字化前倒しで達成見込みとの報道を好感か
ソフトバンクグループ<9984.T>が新高値。英フィナンシャル・タイムズは12日、同社が出資する米ウィーワークのマルセロ・クラウレ執行会長が、2022年を目指していたキャッシュフロー(現金収支)の黒字化が1年早く21年に達成できる見込みだと明らかにしたと報じた。
報道を行け、株価は買いが先行。10時05分に10日に付けた年初来高値6478円を更新する6495円まで買われる場面があった。
ソフトバンクグループ<9984.T>が新高値。英フィナンシャル・タイムズは12日、同社が出資する米ウィーワークのマルセロ・クラウレ執行会長が、2022年を目指していたキャッシュフロー(現金収支)の黒字化が1年早く21年に達成できる見込みだと明らかにしたと報じた。
報道を行け、株価は買いが先行。10時05分に10日に付けた年初来高値6478円を更新する6495円まで買われる場面があった。
★10:18 黒谷-急落 3Q累計営業黒字も3Q(3-5月)は赤字
黒谷<3168.T>が急落。同社は10日、20.8期3Q(9-5月)累計の連結営業利益は1.0億円だったと発表した。3Q(3-5月)は2.7億円の営業赤字となった。新型コロナウイルス感染症拡大による経済悪化から銅価格が下落したことや、銅スクラップの販売減少が響いた。
黒谷<3168.T>が急落。同社は10日、20.8期3Q(9-5月)累計の連結営業利益は1.0億円だったと発表した。3Q(3-5月)は2.7億円の営業赤字となった。新型コロナウイルス感染症拡大による経済悪化から銅価格が下落したことや、銅スクラップの販売減少が響いた。
★10:31 トライステージ-大幅に反落 1Q営業黒字に転換も材料出尽くし
トライステージ<2178.T>が大幅に反落。同社は10日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業損益は3.6億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)だったと発表した。ダイレクトマーケティング事業において、消費者の在宅率向上や健康意識の高まりによって、健康食品や医薬品などのテレビ通販におけるレスポンスが好調に推移した。
なお、株価は好業績を織り込んで足もと上昇しており、きょうは材料出尽くしから売りが優勢となっている。
トライステージ<2178.T>が大幅に反落。同社は10日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業損益は3.6億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)だったと発表した。ダイレクトマーケティング事業において、消費者の在宅率向上や健康意識の高まりによって、健康食品や医薬品などのテレビ通販におけるレスポンスが好調に推移した。
なお、株価は好業績を織り込んで足もと上昇しており、きょうは材料出尽くしから売りが優勢となっている。
★10:40 広栄化学工業-大幅高 レムデシビル投与で死亡率6割減とのデータを好感
広栄化学工業<4367.T>が大幅高。米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズは10日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬としてのレムデシビルについて新たなデータを発表した。
データによれば、レムデシビルを投薬した患者の死亡率は14日目で7.6%。投薬しなかった患者の死亡率は同12.5%だったとしている。
同社はギリアド社向けにレムデシビルの骨格を形成する原材料である「ピロール」を生産しており、ギリアド社の発表データを好感した買いが優勢となっている。
広栄化学工業<4367.T>が大幅高。米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズは10日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬としてのレムデシビルについて新たなデータを発表した。
データによれば、レムデシビルを投薬した患者の死亡率は14日目で7.6%。投薬しなかった患者の死亡率は同12.5%だったとしている。
同社はギリアド社向けにレムデシビルの骨格を形成する原材料である「ピロール」を生産しており、ギリアド社の発表データを好感した買いが優勢となっている。
★10:51 国際石油開発帝石-大幅高 NY原油2%高 IEAの原油需要予想引き上げを好感
国際石油開発帝石<1605.T>が大幅高。10日のWTIで期近の8月物が前日比2.3%高の1バレル40.55ドルに上昇したことが材料。国際エネルギー機関(IEA)が2020年の世界の原油需要の予想を引き上げたことが好感されたもよう。NY原油先物価格の上昇を受け、株価は買いが優勢となっている。
国際石油開発帝石<1605.T>が大幅高。10日のWTIで期近の8月物が前日比2.3%高の1バレル40.55ドルに上昇したことが材料。国際エネルギー機関(IEA)が2020年の世界の原油需要の予想を引き上げたことが好感されたもよう。NY原油先物価格の上昇を受け、株価は買いが優勢となっている。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ