前場コメント No.8  ビザスク、ライク、トクヤマ、中本パクス、ソフトバンクG、信越化

2020/07/14(火) 11:42
★9:24  ビザスク-急騰 米同業のディープベンチと資本提携との報道を好感
 ビザスク<4490.T>が急騰。日経クロステックは14日、同社が同業の米DeepBenchと資本業務提携することが分かったと報じた。記事によれば、同日の取締役会での決議を経て、午後にも発表するとしている。

 報道に対し、同社は同日8時50分に「投資を検討していることは事実だが、14日開催予定の取締役会に付議する予定であり、決定次第、速やかに開示する」とのコメントを発表している。

★9:36  ライク-急騰 前期営業益15%増 介護関連サービス事業が好調
 ライク<2462.T>が急騰。同社は13日に、20.5期通期の連結営業利益は20.0億円(前の期比14.5%増)だったと発表した。介護関連サービス事業が、高品質のサービスを提供することに注力したことなどにより、黒字転換となった。また、総合人材サービス事業が増益となったことも寄与した。

 21.5期の連結業績予想については、ライクキッズ<6065.T>を同社の完全子会社とすることを目的とした公開買付けを実施しているため、見通しが立つ状態になり次第開示するとした。

★9:41  トクヤマ-続伸 EV向け放熱材量産 山口に新拠点=日経産業
 トクヤマ<4043.T>が続伸。14日付の日経産業新聞は、同社が放熱材料事業を強化のため、新たな放熱材料の量産化を目的に山口県柳井市に生産拠点を新設すると報じた。

 記事によれば、事業化を目指す放熱材料は「窒化ケイ素」で、比較的強度や熱伝導性が高い素材だという。2021年度に操業を開始する予定とし、市場の成長が見込める電動自動車(EV)向けなどに売り込んでいく。2025年ごろに新製品の売上高を50億円程度にする計画だとしている。

★9:41  中本パックス-大幅反落 1Q営業益16%減 高価格帯商品の売り上げ減少
 中本パックス<7811.T>が大幅反落。同社は13日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は3.6億円(前年同期比16.2%減)だったと発表した。主力の食品関連事業において、内食需要から一部包材は好調に推移した一方で、行楽・イベント用の高価格帯商材が大幅に減少したことが影響した。

★9:43  ソフトバンクG-反落 英アームの売却や株式公開など選択肢検討=WSJ
 ソフトバンクグループ<9984.T>が反落。ウォールストリートジャーナルは14日、同社傘下の英半導体開発大手アーム・ホールディングスについて、完全もしくは部分的な売却、あるいは株式公開を行うことを含めた選択肢を模索していると報じた。

 記事によれば、事情に詳しい関係者が明らかにしたもようで、選択肢の検討は初期の段階だとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。

★9:48  信越化学-野村が目標株価引き上げ 足元の北米塩ビ採算は反転
 信越化学工業<4063.T>が堅調。野村証券では、足元の北米塩ビ採算は反転と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は13700円から14800円に引き上げた。

 野村では、新型コロナからの経済活動の緩やかな改善、米国の住宅着工改善などもあり、米国の塩ビ採算は足元では反転していると指摘。新型コロナによる感染再拡大はリスクとしながらも、塩ビは他の石油化学に対しても、業界の能力増計画が少なく、21年度に向けて需給は改善するとみている。例えば、中国では主に石炭と石灰石を主原料とするアセチレンカーバイド法で塩ビを生産しているものの、環境問題から中国政府はアセチレンカーバイド法での新規での能力増強申請を基本的に受けつけていないという。


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