後場コメント No.3  キャリアバンク、NATTY、パーソルHD、アートスパーク、ノムラシステム

2020/07/15(水) 15:03
★13:44  キャリアバンク-後場急伸 今期営業益29%増見込む 前期は10%増で着地
 キャリアバンク<4834.SP>が後場急伸。同社は15日13時30分、21.5期通期の連結営業利益予想は1.5億円(前期比29.1%増)と発表した。新型コロナウイルス感染拡大の業績への影響は軽微と見込み、働き方の変化から雇用マーケットを的確に捉え社会のニーズに応えることで業績拡大を目指すとしている。

 20.5期通期の連結営業利益は1.1億円(前の期比10.0%増)だった。ペイロール事業において年末調整処理人数が大幅増加したことなどから周辺業務の受注が増えたほか、他地域進出が奏功し再就職支援事業が堅調推移したことなどが寄与した。

★13:58  NATTY-大幅反発 「肉汁餃子のダンダダン」30店舗にウーバーイーツ導入
 NATTY SWANKY<7674.T>が大幅反発。同社は15日、デリバリーサービス「Uber Eats」の導入を発表した。関東、神奈川、埼玉の「肉汁餃子のダンダダン」30店舗で開始し、順次対応店舗を拡大する予定。

 4月から導入している出前館<2484.T>に加え、「Uber Eats」からのオーダーにも対応を広げることで、デリバリーを利用する顧客の利便性をさらに高めるとしている。

★14:18  パーソルHD-大幅反発 子会社とアイロックがVRトラック運転シミュレーターの共同開発に合意
 パーソルホールディングス<2181.T>が大幅反発。同社は15日、グループ会社のパーソルR&Dとアイロック(名古屋市天白区)がトラックの運転訓練用VR(拡張現実)ドライビングシミュレーターの共同開発に合意したと発表した。

 トラックドライバー人材の確保とともにトラックの安全運行は重要課題であり、ドライバーへの安全教育の充実が強く求められているという。コロナ禍による社会的距離の確保から、ベテランドライバー道場の訓練も実施が難しいことから、今回の共同開発に至った。

 アイロックは挙動のリアルさで定評のある「T3R(ティースリーアール)」を製造しており、パーソルR&Dがもつ商用車開発ノウハウを合わせることで、実車を用いなくてもリアルな運転体験ができるVRドライビングシミュレーターの開発を進めるとしている。

★14:19  アートスパーク-後場急騰 カンデラ製品がドイツ大手車メーカーのトラックに搭載
 アートスパークホールディングス<3663.T>が後場急騰。同社は15日14時、グループ会社のカンデラが国際的商用車メーカーであるMan Truck & Bus社(ドイツ)のプロジェクトパートナーになったと発表した。

 Man Truck & Bus社の新シリーズのトラックにおいて、カンデラの自社開発製品である「CGI Studio」で実装した統合デジタルメータークラスターが搭載されたとしている。

★14:35  ノムラシステム-後場急騰 上期営業益を上方修正 元請け案件が好調
 ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が後場急騰。同社は15日14時30分、20.12期上期(1-6月)の営業利益予想を従来の1.4億円から2.2億円(前期比27.7%増)に引き上げると発表した。

 プライム(元請け案件)において、既存取引先の追加開発案件の受注と、次世代戦略室におけるDX・RPAの新規受注により、前回予想を上回る見込みとしている。


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