前場コメント No.1   ホンダ、マクドナルド、アルフレッサHD、オリンパス、ホトニクス、いすゞ

2020/08/06(木) 11:36
★9:01  ホンダ-売り気配 通期最終益1650億円見込む 1Qは809億円の最終赤字
 ホンダ<7267.T>が売り気配。同社は5日、未定としていた21.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を1650億円(前期比63.8%減)だと発表した。市場コンセンサスは2455億円。

 21.3期1Q(4-6月)の純損益は809億円の赤字(前年同期は1723億円の黒字)だった。新型コロナに伴う生産停止、減産などが影響した。

 また、21.3期の年間配当予想を44円(前期は112円)にすることも発表している。

★9:01  マクドナルド-もみ合い 7月の既存店売上高1%増 客単価は16%上昇
 日本マクドナルドホーディングス<2702.T>がもみ合い。同社は5日の大引け後に、7月の既存店売上高が前年同月比1.0%増、全店では同1.4%増だったと発表した。既存店ベースの客数は同13.2%減、客単価は同16.4%の上昇となった。7月は、「マイティビーフオリジナル」、「ベーコンラバーズ」、「スモーキーバーベキュー」、「かるびマック」を販売した。

★9:01  アルフレッサHD-売り気配 今期営業益予想を下方修正 1Qは60%減
 アルフレッサ ホールディングス<2784.T>が売り気配。同社は5日、21.2期通期の連結営業利益予想を従来の368億円から209億円(前期比56.1%減)に下方修正すると発表した。

 医療用医薬品等卸売事業において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により医療機関の受診抑制や手術件数の減少などが想定を超え、セルフメディケーション卸売事業においても、インバウンド需要が低迷したことから従来予想を下回る見通し。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は37億円(前年同期比59.7%減)だった。通期下方修正理由と同様に、医療機関の受診抑制や手術件数減少、インバウンド需要の低迷が要因となった。

★9:02  オリンパス-買い気配 1Q営業益92%減も黒字確保を好感
 オリンパス<7733.T>が買い気配。同社は5日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益(IFRS)が11.9億円の黒字(前年同期比91.9%減)だったと発表した。市場コンセンサスは59.4億円の赤字だった。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、販促活動に制約が生じたことなどによって、内視鏡事業をはじめ全事業で減収となったことが響いた。通期の業績予想は未定とした。

★9:02  浜松ホトニクス-売り気配 通期営業益を下方修正 3Q累計は17%減
 浜松ホトニクス<6965.T>が売り気配。同社は5日、20.9期通期の連結営業利益予想を従来の244億円から205億円(前期比19.3%減)に引き下げると発表した。

 20.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は161億円(前年同期比16.9%減)だった。電子管事業において、シリコンウエハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売り上げが減少したことなどが響いた。

★9:03  いすゞ自動車-買い気配 通期最終黒字見込む 1Qは最終赤字転落
 いすゞ自動車<7202.T>が買い気配。同社は5日、21.3期1Q(4-6月)の連結最終損益は98億円の赤字(前年同期は274億円の黒字)だったと発表した。
 
 コスト合理化や費用削減を進めたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により国内外における車両販売が急減したことが影響した。

 併せて、従来未定としていた21.3期通期の連結最終利益予想は120億円(前期比85.2%減)と発表した。

 国内トラック市場は7~9月を底とし、海外は4~6月底として徐々に回復する見込みだが、前年比で9割並みの回復にとどまる想定。また、フィリピン・中南米・中近東の回復遅れが目立ち始め、下期の回復は困難とした。


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