後場コメント No.4  前田建、ZHD、三菱ガス、安藤ハザマ、クリエアナブキ、ヘリオス

2020/08/06(木) 15:04
★13:50  前田建設-後場マイナス転換 1Q営業益36%減 建築事業の赤字や木事業の減益響く
 前田建設工業<1824.T>が後場マイナス転換。同社は6日13時に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は56.3億円(前年同期比36.1%減)だったと発表した。建築事業が赤字となった。また、土木事業が大幅な減益となったことも響いた。

★13:50  ZHD-後場一段高 LINEが国内で独自の仮想通貨開始=日経
 ZHD<4689.T>が後場一段高。日本経済新聞電子版が6日13時16分、LINE<3938.T>が独自の暗号資産(仮想通貨)「LINK(リンク)」の国内での取り扱いを始めたと報じたことが材料視されているようだ。

 報道によれば、LINE子会社のLVC(東京都品川区)が運営する暗号資産取引サービス「BITMAX(ビットマックス)」で売買が可能になるもよう。投稿したユーザーにLINKを付与するなど、LINEが展開するサービスと連携させる計画だとしている。

 報道を受け、LINEと統合予定の同社に買いが入っている。

★14:06  三菱ガス化学-後場急騰 通期営業益を上方修正 半導体向け製品が好調
 三菱ガス化学<4182.T>が後場急騰。同社は21.3期通期の連結営業利益予想を従来の270億円から290億円(前期比15.4%減)に引き上げると発表した。

 半導体向け製品や光学樹脂ポリマーの販売が高水準であったことに加え、発泡プラスチック(JSP)の業績上振れ、修繕費などの固定費減少が見込まれることなどから、前回予想を上回る見通し。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は79.5億円(前年同期比9.6%減)だった。

★14:14  安藤ハザマ-後場急騰 1Q営業益94%増 通期は5%減見込む
 安藤ハザマ<1719.T>が後場急騰。同社は6日14時、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は53億円(前年同期比94%増)だったと発表した。
 
 緊急事態宣言の解除以降も、引き続き感染拡大防止対策を徹底したうえで事業活動の継続を図った結果、土木事業、建設事業、グループ事業とも増益となった。
 
 併せて、21.3期通期の連結営業利益予想は236億円(前期比4.5%減)、通期配当予想は30円(前期は30円)と発表した。
 
 新型コロナウイルス感染症の影響から、施工中の工事では工事中断などが発生したものの、現在は一部の海外工事を除き再開していることから、現時点で入手可能な情報や予測などに基づき算定した。

★14:15  クリエアナブキ-後場急騰 今期営業益28%減見込む 1Qは98%増で通期計画超過
 クリエアナブキ<4336.T>が後場急騰。同社は6日14時、未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を1.1億円(前期比27.5%減)だと発表した。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.1億円(前年同期比98.1%増)だった。通期の会社計画を超過している。同一労働同一賃金による派遣労働者の待遇改善に合わせ、派遣先との交渉により単価アップを実現したことが奏功した。

★14:17  ヘリオス-後場急騰 治験中の重症肺炎治療薬 来年初に薬事申請へ=日経
 ヘリオス<4593.T>が後場急騰。日本経済新聞電子版は6日14時2分、同社が国内で臨床試験(治験)中の重症肺炎患者向け再生細胞医薬品について、2021年初めにも厚生労働省に製造販売承認を申請すると報じた。

 記事によれば、同省から優先審査の対象となる「希少疾病用医薬品」の指定を受けており、21年夏に発売される可能性があるようだ。新型コロナウイルス感染症で重度の呼吸不全状態となった患者の治療薬としても期待されるとしている。


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