後場コメント No.1  洋エンジ、力の源HD、オリジン、PRTIMES、マーベラス、楽天

2020/08/12(水) 15:01
★12:30  東洋エンジニアリング-後場マイナス転換 1Q営業益72%減 新型コロナによる顧客の投資計画見直し響く
 東洋エンジニアリング<6330.T>が後場マイナス転換。同社は12日11時30分に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.6億円(前年同期比71.7%減)だったと発表した。プラントソリューション分野において、新型コロナウイルス問題などにより、顧客の投資計画の見直しや最終投資決定が遅れるなどの影響が出ていることが響いた。

★12:34  力の源HD-後場プラス転換 1Q営業赤字4億円も悪材料出尽くし
 力の源ホールディングス<3561.T>が後場プラス転換。同社は12日11時30分、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が4億円の赤字(前年同期は1億円の黒字)だったと発表した。

 国内店舗運営事業、海外店舗運営事業ともに、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、休業や営業時間の短縮を余儀なくされたことが響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★12:38  オリジン-後場マイナス転換 今期最終赤字転落見込む 1Qは7.6億円の最終赤字
 オリジン<6513.T>が後場マイナス転換。同社は12日11時30分、従来未定としていた21.3期通期の連結純損益予想を25.0億円の赤字(前期は2.2億円の黒字)と発表した。現時点で入手可能な情報に基づき算定した。

 21.3期1Q(4-6月)の連結純損益は7.6億円の赤字(前年同期は1.0億円の黒字)だった。主力のエレクトロニクス事業が、携帯端末向け無線基地局用電源の需要減少などを受けて大幅減収となった。また、希望退職に伴う特別退職金の計上も響いた。

★12:39  PR TIMES-後場上げ幅拡大 「Webクリッピング」利用アカウント数が1万突破
 PR TIMES<3922.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日11時30分に、運営するWeb記事収集・分析サービス「Webクリッピング」の利用アカウント数が1万アカウントを突破したと発表した。

 「Webクリッピング」は、任意に登録したキーワードを含むWeb上の記事を抽出、報告するサービスという。自社名やブランド名などを登録しておくことで、その露出状況を一律収集することができる。社内への露出状況報告や広報活動の振り返りなど、Web記事露出状況の把握のために活用できるとしている。

★12:43  マーベラス-大幅反発 「ポケモンメザスタ」9月17日より順次稼働開始
 マーベラス<7844.T>が大幅反発。同社は12日12時、タカラトミー<7867.T>の子会社タカラトミーアーツとの共同事業「ポケモンメザスタ」を9月17日より順次稼働開始すると発表した。

 「ポケモンメザスタ」は、現在稼働中の「ポケモンガオーレ」の後継機種で、ポケモンを捕まえ、筐体から配出される「タグ」を集めるアミューズメントマシンだという。今後、集めた「タグ」を収納できる「メザスタボックス」や「メザスタファイル」など、遊びが広がる関連商品の発売も予定している。

★12:50  楽天-野村が目標株価引き上げ モバイル事業の進ちょくと国内ECの収益性を見守りたい
 楽天<4755.T>が3日ぶりに大幅反落。野村証券では、モバイル事業の進ちょくと国内ECの収益性を見守りたいと指摘。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を1000円→1270円と引き上げた。

 目標株価の引き上げは、主にベンチマークのPERの切り上がりを反映したことが理由。ただし、2Q決算は好印象だった。営業利益は野村予想を下回ったが、モバイル事業の先行投資拡大が理由で特段のネガティブな印象はない。インターネットサービス事業は収益性低下が進むも、ショッピングEコマース流通総額が前年同期比48%増と大きく伸張した点は好印象。ただし、投資判断を考える上でモバイル事業は重要であるため、引き続き中長期的な観点での競争環境と、21年4月以降の契約者数動向を見守る必要があると指摘している。



関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,632.63 -827.45
TOPIX 2,665.02 -45.71
グロース250 641.76 -13.84
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ