後場コメント No.3  エーザイ、DWTI、PKSHA、神鋼商、カーディナル、HUグループ

2020/09/18(金) 15:02
★13:43  エーザイ-4日続伸 抗がん剤「ハラヴェン」リポソーム製剤の臨床第1相試験データを発表
 エーザイ<4523.T>が4日続伸。同社は18日、抗がん剤「ハラヴェン」(エリブリン)リポソーム製剤の臨床第1相試験の最新データを欧州臨床腫瘍学会年次総会において発表した。

 HER2陰性乳がんコホート全体での奏効率は35.7%(95%信頼区間(CI):18.6-55.9)であり、そのうちホルモン受容体陽性の患者様では42.9%(95%CI:21.8-66.6)、トリプルネガティブの患者では14.3%(95%CI:0.4-57.9)だった。病勢安定率、部分奏効率、完全奏効率を合わせた病勢コントロール率は89.3%(95%CI:71.8-97.7)だった。

★13:56  DWTI-ストップ高買い気配 米Glaukos社との追加ライセンス契約を好感
 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>がストップ高買い気配。同社は17日、Glaukos Corporation(米国カリフォルニア州)との間で締結している共同研究契約に関して、疾患領域を緑内障以外にも拡大することを目的に、対象疾患の追加並びに新たなライセンス契約を締結したと発表。これを好感し買いが集まっている。

 株価は買い気配でスタートすると気配値をストップ高水準の459円まで切り上げ、そのままストップ高買い気配となっている。13時53分時点で170万株超の買い越し。

★13:56  PKSHA-反発 自然言語処理ソフトウェア「tdmelodic」をオープンソースとして公開
 PKSHA Technology<3993.T>が反発。同社は18日、東京式アクセントを自動推定する自然言語処理ソフトウェア「tdmelodic」をオープンソースとして公開したと発表した。

 このソフトウェアではさまざまな単語の東京式アクセントを推定することができ、それにより大語彙アクセント辞書を自動生成することがができるという。このことから、自動生成した辞書はより自然に感じられる日本語音声合成などの用途に利用可能としている。

★13:58  神鋼商事-後場上げ幅縮小 今期最終益51%減見込む 鉄鋼需要減少など想定
 神鋼商事<8075.T>が後場上げ幅縮小。同社は18日13時、従来未定としていた21.3期通期の連結純利益予想は8.0億円(前期比50.9%減)、年間配当予想は30円(前期は90円)と発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響による国内外の経済活動停滞により、鉄鋼、非鉄金属をはじめとする主要商品の需要が大幅に減少する想定。米国エネルギー事業の環境悪化から、北米子会社の在庫および投資有価証券の減損も見込む。

★14:09  カーディナル-続落 今期営業赤字8000万円見込む 下期回復想定も減益の見通し
 カーディナル<7855.T>が続落。同社は18日14時、未定としていた21.3期通期の連結営業損益予想を8000万円の赤字(前期は5200万円の黒字)だと発表した。通期の売上高は下期から徐々に回復してくると想定しているが、上期までの売上高減少の影響が大きいとしている。

 また、未定としていた21.3期の年間配当予想を0円(前期は14円)にすると発表した。

★14:11  HUグループ-後場急伸 今期営業益41%増~86%増見込む 検査受託回復とコロナキット販売が寄与
 H.U.グループホールディングス<4544.T>が後場急伸。同社は18日14時、従来未定としてた21.3期通期の連結営業利益予想は140億円~185億円(レンジ形式:前期比40.9%増~86.1%増)と発表した。

 6月以降は検査受託数が前年並みの水準で推移していることに加えて、新型コロナウイルス関連検査の受託数の増加および高感度抗原検査試薬・迅速抗原検査キットの売り上げが寄与することから前期実績を上回る見通し。


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