前場コメント No.6 東邦金、ワタベ、HPCシステムス、NIPPO、飯田GHD、ブイキューブ

2020/09/23(水) 11:39
★9:43  東邦金属-ストップ高買い気配 プラズマを利用した異種金属接合技術を開発
 東邦金属<5781.T>がストップ高買い気配。同社は18日、核融合科学研究所(岐阜県土岐市)と共同でプラズマを利用した異種金属接合技術を開発したと発表した。

 融点の高いタングステンと熱伝導性の高い銅合金など、性質の全く異なる金属の高品質な接合に利用できるとしている。

★9:44  ワタベウェディングなど-大幅高 内閣府が新婚生活60万円補助との報道を材料視か
 ワタベウェディング<4696.T>、パートナーエージェント<6181.T>など、ブライダル関連が高い。共同通信は21日、内閣府が20日、少子化対策の一環として、新婚世帯の家賃や敷金・礼金、引っ越し代など新生活にかかる費用について、来年度から60万円を上限に補助する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、現行額から倍増し、対象年齢や年収条件を緩和するようだ。経済的理由で結婚を諦めることがないよう後押しする狙いだとしている。

 報道を受け、きょうはブライダル関連に買いが入っている。9時28分時点でワタベウェディングはストップ高買い気配、パートナーエージェントは前日比16%高まで上昇する場面があった。

★9:52  HPCシステムズ-続伸 AI/ディープラーニング開発用最新ワークステーションを発売
 HPCシステムズ<6597.T>が続伸。同社は18日、最新のNVIDIAGeForce RTX3080およびNVIDIAGeForce RTX3090グラフィックスに対応するAI/ディープラーニング開発用最新ワークステーション「PAW-300」を発売すると発表した。

 大量データを読み込ませ、それに基づくデータ分析を行い、分類、識別、予測などのパターンを確立するAI/ディープラーニングの「学習」プロセスを超高速で行うことができるとしている。

★9:53  NIPPO-野村が目標株価引き上げ 公共事業費の拡大の恩恵を享受
 NIPPO<1881.T>が反落。野村証券では、公共事業費の拡大の恩恵を享受と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3300円から3500円に引き上げた。

 21.3期は7~9月期以降も増益継続を予想。道路工事の受注は業界全体で増加しており、21.3期下期は数量増による増益要因も顕在化するとの見方に変化はないとした。コロナによる経済の悪化に伴い、財政出動による景気浮揚の必要性が増している現状では、公共事業費の増加期待は高まっており、仮に総選挙が早期に実施されるようであればそれが実現される可能性があると考えている。公共向けの比率が高い官需系の専門工事会社に対して株価の好材料と指摘している。

★9:54  飯田GHD-底堅い 中間配当予想を増額修正
 飯田グループホールディングス<3291.T>が底堅い。同社は23日9時10分、21.3期の中間配当予想を従来の16円から31円(前年同期は31円)に引き上げると発表した。期末配当予想は不透明要素も多いことから、前回公表した予想16円(同31円)に据え置いた。

★10:01  ブイキューブなど-大幅高 欧州で新型コロナ感染再拡大 米ZOOM株は5%高
 ブイキューブ<3681.T>、アセンテック<3565.T>、HENNGE<4475.T>など、テレワーク関連が大幅高。23日付の日本経済新聞朝刊は、欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大していると報じた。

 記事によれば、フランスとスペインでは9月に入り1日に約1万人と今春を上回る感染者数が確認される日が続いているもよう。スペインでは21日から首都マドリードの一部で外出制限を再開したほか、英国は22日に規制の再強化策を発表したとしている。

 英国での新型コロナ感染再拡大の動きを受けて、22日の米国市場でZoom Video Communicationsの株価は前日比5.3%高の414ドルまで上昇。きょうは日本市場でもテレワーク関連銘柄に買いが入っており、ブイキューブは高いところで同5%高、アセンテックは同10%高、HENNGEは同8%高まで上昇する場面があった。


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