ディスコ-5日ぶり反落 3Q累計営業益25%増予想もコンセンサス下回る
ディスコ<6146.T>が5日ぶり反落。同社は22日、従来未定としていた21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益予想は322.0億円(前年同期比25.4%増)と発表した。市場コンセンサスは336.8億円。
半導体・電子部品業界の市場環境と直近の業績動向などを踏まえて算出した。3Q累計の出荷額については1328億円を見込む。
21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は233.6億円(前年同期比35.6%増)だった。市場コンセンサス229.3億円を上回る着地となった。
5G関連市場の拡大を背景とした半導体量産用途において、アジア地域を中心に精密加工装置であるダイシングソー、グラインダともに非常に高い水準での出荷が続いた。精密加工ツールの出荷も高水準で推移したことも寄与した。
なお、株価は3Q累計の営業利益予想が市場コンセンサスを下回っていることなどもあり、売りに押されている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ