後場コメント No.2  ソフトバンク、カワチ薬品、Gunosy、鉱研工業、蝶理、日東富士

2020/10/26(月) 15:04
★12:42  ソフトバンク-3日ぶり反発 携帯乗り換え手数料撤廃へ=日経
 ソフトバンク<9434.T>が3日ぶり反発。日本経済新聞電子版は24日17時40分、電話番号を変えずに別の携帯会社に乗り換える利用者から徴収する手数料を撤廃し、無料にする方向で検討していることが同日分かったと報じた。

 記事によれば、同社を含め携帯各社は現在、税抜きで3000円の手数料を徴収しているという。総務省はネットでの手続きを無料とする一方、携帯各社のコスト負担を考慮し、店舗や電話で手続きする場合は上限1000円として手数料の徴収を認める方針だとしている。同社は独自で手数料を撤廃し、無料にすることを検討するとした。

★12:50  カワチ薬品-3日ぶり反発 通期営業益を上方修正 上期は2.5倍
 カワチ薬品<2664.T>が3日ぶり反発。同社は23日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の70.0億円から85.0億円(前期比49.8%増)に引き上げると発表した。

 感染予防関連商材(マスク・消毒関連など)が堅調に推移したことや、外出自粛および在宅勤務により、生活必需品や内食需要を中心とした商材の販売が好調であったことから、前回予想を上回る見通し。

 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は65.4億円(前年同期比2.5倍)だった。

★12:53  Gunosy-東海東京が目標株価引き下げ 広告ガイドライン刷新影響が継続
 Gunosy<6047.T>が反落。東海東京証券では、目先は広告ガイドライン刷新影響が継続しようと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を890円→830円と引き下げた。

 東海東京の21/5期の営業利益予想は会社計画レンジ内での着地を見込む。前提は、1.Gunosy Adsにおける広告審査厳格化影響が3Qまで続く、2.広告ガイドライン刷新によるアドネットワークのCPM低迷とインプレッション減少が通年続く。同社は収益性改善が一定水準に達してから成長投資を実施する方針のため、21年1月予定のユーザーインターフェース刷新まではMAU減少が続くと予想としている。

★13:07  鉱研工業-4日ぶり反発 今期営業益13%減見込む 上期は55%増
 鉱研工業<6297.T>が4日ぶり反発。同社は23日、未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を3.6億円(前期比13.3%減)だと発表した。

 期初時点ではボーリング機器関連事業において、新型コロナウイルス感染症の拡大により、海外からの主要部品などの輸入遅延が発生すると想定し、主力製品であるボーリングマシンの組み立て工程が年度生産計画どおりに進まないと見込んでいたが、現時点においてはそのリスクは軽微であると予想している。

 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は7600万円(前年同期比54.5%増)だった。

★13:09  蝶理-後場買い気配 通期営業益を上方修正 上期は65%減
 蝶理<8014.T>が後場買い気配。同社は26日13時に、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の42.0億円から47.0億円(前期比42.8%減)に引き上げると発表した。上期において、本業の事業収益力に底堅さが見られ、利益率の改善と経費の削減などの効果もあり、年間見通しを見直した結果、予想を上方修正する。

 併せて発表した、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は16.0億円(前年同期比65.4%減)だった。中国の取引先に対する貸倒引当金繰入額24億2900万円を販管費に計上したことが響いた。

★13:11  日東富士-後場上げ幅拡大 今期営業益予想を上方修正 ケンタッキー持ち帰り伸長 経費削減も寄与
 日東富士製粉<2003.T>が後場上げ幅拡大。同社は26日13時、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の39億円から41億円(前期比10.2%減)に上方修正すると発表した。

 外食向けパスタや贈答向け菓子用の小麦粉を中心に、売上高が若干減少したものの、ケンタッキーフライドチキン店が持ち帰り需要を捉えて利益を伸ばした。生産設備に係る保守計画の見直しによって修繕費の削減を図ったこと、旅費・交通費をはじめとした販管費の減少なども寄与する。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ