後場コメント No.1 ＪＰＸ、大東建、ハウスコム、ヒューリック、ＩＴｂｏｏｋ、メイテック
★12:30 ＪＰＸ－後場下げ幅拡大 3Q累計営業益13％増も材料出尽くし
日本取引所グループ<8697.T>が後場下げ幅拡大。同社は28日12時に、21.3期3Q累計（4-9月）の連結営業利益（IFRS）は544億円（前年同期比12.8％増）だったと発表した。通期の会社計画655億円に対する進ちょくは83.0％。
取引関連収益が、現物の売買代金が前年同期を上回り、取引料が増加したことなどにより、増加した。また、清算関連収益や上場関連収益が増加したことも寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
日本取引所グループ<8697.T>が後場下げ幅拡大。同社は28日12時に、21.3期3Q累計（4-9月）の連結営業利益（IFRS）は544億円（前年同期比12.8％増）だったと発表した。通期の会社計画655億円に対する進ちょくは83.0％。
取引関連収益が、現物の売買代金が前年同期を上回り、取引料が増加したことなどにより、増加した。また、清算関連収益や上場関連収益が増加したことも寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★12:31 大東建託－後場上げ拡大 3Q累計営業益12％減も不動産事業の増益を好感
大東建託<1878.T>が後場上げ拡大。同社は28日11時30分に、21.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は778億円（前年同期比12.1％減）だったと発表した。通期の会社計画800億円に対する進ちょくは97.3％。
建設事業が、4月の緊急事態宣言下での施工現場休止の影響による完成工事高の減少や、完成工事高減少による固定費率の相対的な上昇などによる完成工事利益率の低下により、減益となったことが響いた。
一方、不動産事業は、「賃貸経営受託システム」による一括借上物件の増加に伴い、借上会社である大東建託パートナーズの家賃収入が増加したことなどにより、増益となった。
大東建託<1878.T>が後場上げ拡大。同社は28日11時30分に、21.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は778億円（前年同期比12.1％減）だったと発表した。通期の会社計画800億円に対する進ちょくは97.3％。
建設事業が、4月の緊急事態宣言下での施工現場休止の影響による完成工事高の減少や、完成工事高減少による固定費率の相対的な上昇などによる完成工事利益率の低下により、減益となったことが響いた。
一方、不動産事業は、「賃貸経営受託システム」による一括借上物件の増加に伴い、借上会社である大東建託パートナーズの家賃収入が増加したことなどにより、増益となった。
★12:33 ハウスコム－後場売り気配 通期最終益を下方修正 3Q累計は3億円の赤字
ハウスコム<3275.T>が後場売り気配。同社は28日11時30分、21.3期通期の連結純利益予想を従来の9.1億円から3.0億円（前期比55.1％減）に引き下げると発表した。
賃貸仲介事業において、引っ越しシーズンである1月から3月の需要のピーク期に再度の緊急事態宣言の影響を受けることになり、同期間の転居需要を押し下げる効果があると予想されることから、前回予想を下回る見通し。
21.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は3.3億円の赤字（前年同期は1.1億円の黒字）だった。
ハウスコム<3275.T>が後場売り気配。同社は28日11時30分、21.3期通期の連結純利益予想を従来の9.1億円から3.0億円（前期比55.1％減）に引き下げると発表した。
賃貸仲介事業において、引っ越しシーズンである1月から3月の需要のピーク期に再度の緊急事態宣言の影響を受けることになり、同期間の転居需要を押し下げる効果があると予想されることから、前回予想を下回る見通し。
21.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は3.3億円の赤字（前年同期は1.1億円の黒字）だった。
★12:36 ヒューリック－続伸 今期経常益5％増見込む 前期は13％増
ヒューリック<3003.T>が続伸。同社は28日11時30分、21.12期通期の連結経常利益予想は1000億円（前期比4.5％増）、年間配当予想は38円（前期は36円）と発表した。経常利益の市場コンセンサスは1007億円。
収益不動産の投資市場において、低金利を背景として引き続き国内外の不動産投資家の活発な投資を見込む。そのなかで、ビジネスモデルの進化と賃貸ポートフォリオの再構築などに取り組むとしている。
20.12期通期の連結経常利益は956億円（前の期比12.9％増）だった。不動産事業において、前の期に竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売却も順調に推移したことが寄与した。
ヒューリック<3003.T>が続伸。同社は28日11時30分、21.12期通期の連結経常利益予想は1000億円（前期比4.5％増）、年間配当予想は38円（前期は36円）と発表した。経常利益の市場コンセンサスは1007億円。
収益不動産の投資市場において、低金利を背景として引き続き国内外の不動産投資家の活発な投資を見込む。そのなかで、ビジネスモデルの進化と賃貸ポートフォリオの再構築などに取り組むとしている。
20.12期通期の連結経常利益は956億円（前の期比12.9％増）だった。不動産事業において、前の期に竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売却も順調に推移したことが寄与した。
★12:37 ＩＴｂｏｏｋ－3日ぶり反落 水陸両用無人運転技術の開発においてローカル5G導入
ＩＴｂｏｏｋホールディングス<1447.T>が3日ぶり反落。同社は28日12時に、「ローカル5G用無線局」の実験試験局免許を取得し、埼玉工業大学、エイビット（東京都八王子市）と共同で、「ローカル5G」の運用を開始したと発表した。
実証事業は、自動運転実験車両兼船舶の遠隔監視や操作へのローカル5G活用の有効性を検証するものという。使用したローカル5G検証機は、エイビットの開発したローカル5G製品「AU-500」。「AU-500」は、高解像度の映像撮影装置を備え、自動運転車両兼船舶のデータを高品質かつリアルタイムに伝送・監視でき、スムースな遠隔操作が可能としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ＩＴｂｏｏｋホールディングス<1447.T>が3日ぶり反落。同社は28日12時に、「ローカル5G用無線局」の実験試験局免許を取得し、埼玉工業大学、エイビット（東京都八王子市）と共同で、「ローカル5G」の運用を開始したと発表した。
実証事業は、自動運転実験車両兼船舶の遠隔監視や操作へのローカル5G活用の有効性を検証するものという。使用したローカル5G検証機は、エイビットの開発したローカル5G製品「AU-500」。「AU-500」は、高解像度の映像撮影装置を備え、自動運転車両兼船舶のデータを高品質かつリアルタイムに伝送・監視でき、スムースな遠隔操作が可能としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★12:45 メイテック－4日続伸 3Q累計営業益24％減も織り込み済み
メイテック<9744.T>が4日続伸。同社は28日11時30分、21.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は75.5億円（前年同期比23.5％減）だったと発表した。
決算説明資料によると、エンジニア社員数の増加による稼働人員数増加で、稼働率・稼働時間低下による減収の影響を抑制した。しかし、積極採用により採用経費などが増加したことが響いたとしている。
なお、事業環境悪化による業績影響は株価へ織り込み済みとの見方もあり、ネガティブな反応は限定的だ。
メイテック<9744.T>が4日続伸。同社は28日11時30分、21.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は75.5億円（前年同期比23.5％減）だったと発表した。
決算説明資料によると、エンジニア社員数の増加による稼働人員数増加で、稼働率・稼働時間低下による減収の影響を抑制した。しかし、積極採用により採用経費などが増加したことが響いたとしている。
なお、事業環境悪化による業績影響は株価へ織り込み済みとの見方もあり、ネガティブな反応は限定的だ。
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