後場コメント No.2 豊田織機、ツインバード、東京海上、サイバトラスト、ベルーナ、森永乳

2021/04/16(金) 15:05
★13:05  豊田自動織機-大和が目標株価引き上げ ガイダンスがリスクも中長期を見据え
 豊田自動織機<6201.T>が反落。大和証券では、ガイダンスがリスクも中長期を見据えて注目。投資判断は「1(買い)」継続、目標株価は6300円から11500円に引き上げた。

 (1)為替前提をドル=108円(従来:105円)とし、(2)Volvo、Daimlerのトラック受注、ISM製造業指数や顧客の自動車生産停止の影響などを考慮し、22/3期以降の業績予想を微調整した。工場を立ち上げているハイブリッド用車載電池事業の詳細は、まだ十分に開示されていないものの、(1)一部で報じられている次期アクアのバイポーラニッケル電池の可能性などもあるほか、(2)説明会で中長期を見据えた車載電池事業の具体的な取組みの紹介などが待たれるとコメントしている。

★13:08  ツインバード工業-急騰 燕市版コールドチェーン(燕市モデル)構築で燕市と記者会見
 ツインバード工業<6897.T>が急騰。同社の新型コロナウイルスワクチンの接種体制について「燕市版コールドチェーン(燕市モデル)」の構築について燕市とツインバード工業による記者会見が行われることが材料。地元メディアが会見について報じている。

 報道によれば、ファイザー社ワクチンを国内倉庫から燕市内の接種施設に移送。そこから小分けにした保冷パックで冷蔵して接種会場へ運ぶとしている。

★13:16  東京海上HD-4日続伸 米生保を買収 有給休暇補償保険市場の成長を取り込む
 東京海上ホールディングス<8766.T>4日続伸。同社は16日、米国傘下を通じ、Standard Security Life Insurance(ニューヨーク市 以下SSL)を約198億円で買収することで合意したと発表した。

 SSLは既にニューヨーク州をはじめとする米国内の10州で法制化され、今後さらに採用州の拡大が見込まれている有給休暇補償制度に対応した保険を提供しているという。SSLは小規模企業分野に強みを持ち、経費率の低さに優位性を有することから、今後全米で期待される有給休暇補償保険市場の成長を取り込みを見込むとしている。

★13:17  サイバートラスト-ストップ高買い気配 13時過ぎ時点で売り注文ゼロ 5.5万株の買い越し
 サイバートラスト<4498.T>がストップ高買い気配。15日にマザーズ市場に上場し、きょう初値が付いた同社株価がストップ高まで上昇している。

 前引けに6900円で寄り付くと、後場は7000円から開始。一時初値を下回る場面があったものの、買いの勢いが強まり、ストップ高の7900円まで上昇した。13時12分時点で買い注文5万株弱に対し、売り注文はゼロとなっている。

★13:40  ベルーナ-反発 3月売上高30%増 2月は14%増
 ベルーナ<9997.T>が反発。同社は15日、3月の連結総合計売上高が前年同月比29.5%増だったと発表した。総合通販事業売上高は同39.4%増となった。2月はそれぞれ13.7%増、19.1%増だった。

★13:40  森永乳業-底堅い 4つの事業所からなる多摩サイトでグリーン電力導入
 森永乳業<2264.T>が底堅い。同社は16日、CO2排出原単位削減への取り組みとして4つの事業所からなる多摩サイトにてグリーン電力を導入すると発表した。

 東京電力ホールディングス<9501.T>傘下の東京電力エナジーパートナーと1日より「グリーン電力証書」の購入に関する契約を締結した。これにより、多摩サイトで購入している年間600万キロワットがグリーン電力に切り替わるという。環境への取り組みとして、グループ全体で2021年度までに2013年度比8%のCO2排出原単位削減を目指すとしている。


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