後場コメント No.2 双日、ロードスター、ラオックス、ウェルネット、石塚硝、東光高岳

2021/05/06(木) 15:06
★12:47  双日-大幅続伸 アラブ首長国連邦にて天然ガス火力発電・淡水化事業へ参画
 双日<2768.T>が大幅続伸。同社は6日に、アラブ首長国連邦アブダビ首長国においてミルファ天然ガス火力発電・淡水化事業を運営する同国法人ミルファ・インターナショナル・パワー・アンド・ウォーターの株式20%を取得したと発表した。

 この事業は出力1600メガワットの天然ガス火力発電設備および日量5250万英ガロンの淡水化設備を保有・運営し、エミレーツ水電力公社に対し残存契約期間約22年の長期契約に基づき売電および売水を行うものという。環境負荷の少ないクリーンエネルギーである天然ガスを利用し、アブダビ首長国の経済発展に伴い需要が拡大する電力・水の安定供給に貢献するとしている。

★12:48  ロードスターキャピタル-大幅安 1Q純利益40%増 通期進ちょくは19%
 ロードスターキャピタル<3482.T>が大幅安。同社は4月30日、21.12期1Q(1-3月)の連結純利益が5.9億円(前年同期比39.7%増)だったと発表した。通期の会社計画31.8億円に対する進ちょくは18.5%。

 不動産特化型クラウドファンディング事業において、昨年度末から資金需要も戻り、案件組成も順調に進ちょくした。なお、株価は通期進ちょくの遅れを懸念した売りが優勢となっている。

★12:55  ラオックス-反発 「第1回中国国際消費品博覧会」にブース出展
 ラオックス<8202.T>が反発。同社は6日11時に、5月7日から10日までの4日間、中国の海南島で行われる「第1回中国国際消費品博覧会」にブースを出展すると発表した。

 海南島において現時点では国営企業のみが免税免許を保有しているため、日本企業の参加が困難を極めるなか、ラオックスは中国の人々から支持されるラオックスブランドへの信頼性を評価されてこの博覧会のブース出展を実現。今回の出展は同社が今後、海南島での中国免税市場へ進出する第1歩になるとしている。

★12:57  ウェルネット-大幅に4日続落 3Q累計営業益27%減 交通関連事業が落ち込む
 ウェルネット<2428.T>が大幅に4日続落。同社は4月30日、21.6期3Q累計(7-3月)の営業利益は5.1億円(前年同期比27.0%減)だったと発表した。インバウンドや日本国内での旅行需要が激減するなか、特に多くの企業の年度末月かつ卒業シーズンでもある3月に航空、バス、鉄道などの交通関連事業が落ち込んだことが響いた。

★13:05  石塚硝子-後場上げ幅拡大 今期営業益2.5倍増見込む 前期は計画上振れ着地
 石塚硝子<5204.T>が後場上げ幅拡大。同社は6日13時に、22.3期通期の連結営業利益予想は21.0億円(前期比2.5倍)と発表した。

 中期経営計画最終事業年度において基本方針に掲げた定量的目標である「営業利益率5%の達成」および「非容器事業を連結売上高の10%まで拡大」の達成は難しい状況だが、骨子である「営業利益率」、「非容器事業の売上高拡大」および「グループ横断機能の更なる強化」を引き続き追求するとしている。

 21.3期通期の連結営業利益は8.5億円(前の期比65.9%減)だった。通期の会社計画はゼロだったので着地は上振れた。設備投資の圧縮並びに経費削減などグループを挙げてのコスト削減に取り組んだことが寄与した。

★13:07  東光高岳-大幅に3日続落 今期営業益20%減見込む 前期は46%増
 東光高岳<6617.T>が大幅に3日続落。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想は27.0億円(前期比20.2%減)、年間配当予想は50円(前期は50円)と発表した。

 電力会社の設備投資および修繕費の抑制傾向が継続し、当面は収益の大きな伸びが期待できない状況を見込む。この中で、新たに策定した中期経営計画に沿って「コア事業の深化・変革」「事業基盤の構造転換」「2030将来像開拓への挑戦」に取り組むとしている。

 21.3期通期の連結営業利益は33.8億円(前の期比45.7%増)だった。海外工事が減少したものの、プラント物件の増加、機種構成の変動や原価低減などが寄与した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,089.16 -990.54
TOPIX 2,621.29 -56.16
グロース250 635.70 -24.17
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 153.94 -0.70
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ