後場コメント No.3 タムロン、セントラルSP、enish、楽天G、第一生命、京写

2021/05/06(木) 15:06
★13:07  タムロン-シティが目標株価引き上げ 1-3月期決算を踏まえ業績予想をアップデート
 タムロン<7740.T>が小幅安。シティグループ証券では、1-3月期決算を踏まえ業績予想をアップデート。投資判断を「Neutral」で継続、目標株価を2100円→2500円に引き上げた。

 1-3月期決算を踏まえて業績予想をアップデート。4/28に通期計画を上方修正したが、更に上振れ余地があると想定。ターゲットプライスは業績予想の上方修正と自社ブランドレンズ事業のビジビリティ改善を織り込んだ。なお、会社は現時点で配当予想を期初並み(年間50円)で据え置いているものの、配当性向目標(35%程度)から判断して8月の上期決算時に増配となる可能性もあるとみている。

★13:11  セントラルスポーツ-後場上げ幅拡大 21.3期営業損益を上方修正 黒字転換へ
 セントラルスポーツ<4801.T>が後場上げ幅拡大。同社は6日13時、21.3期通期の連結営業損益予想を従来の4.0億円の赤字から9.0億円の黒字(前期比76.4%減)に引き上げると発表した。

 スクール事業の回復および価格改定による客単価の上昇に加え、フィットネス事業におけるオンラインサービスの展開加速などによる人件費の改善や賃料交渉による家賃減少などの費用削減効果もあり、前回予想を上回る見通し。

★13:13  enish-続伸 1Q営業黒字に転換 「五等分の花嫁」ゲームアプリが好調
 enish<3667.T>が続伸。同社は4月30日、21.12期1Q(1-3月)の営業損益が5400万円の黒字(前年同期は3.1億円の赤字)だったと発表した。

 前事業年度にリリースしたゲームアプリ「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。」が好調に推移した。

★13:15  楽天G-大幅安 ソフトバンクが楽天モバイルなどに訴訟提起 1000億円規模の損害賠償請求権を主張
 楽天グループ<4755.T>が大幅安。ソフトバンク<9434.T>は6日、同社傘下の楽天モバイルと楽天モバイル元社員に対する訴訟を提起し、1000億円規模の損害賠償請求権を主張すると発表した。

 ソフトバンクは、営業秘密として上記手続きにおいて証拠保全を求めていた電子ファイルが、楽天モバイルが業務上利用するサーバー内に保存され、かつ、他の楽天モバイル社員に対して開示されていた事実を確認したと主張。一方、楽天モバイルは、これらの電子ファイルについて裁判所および同社に提出後、全て廃棄したことを主張しているという。

 このことから、ソフトバンクは今回の訴訟を通じて、楽天モバイルが不正競争を通じて不当な利益を得てソフトバンクの営業上の利益を侵害したこと、また、同不正競争により建設された基地局などが存在することを明らかにすべく、不正競争防止法に基づいて請求を行うとしている。

★13:17  第一生命-大幅高 21.3期最終益を上方修正 有価証券売却損益が改善
 第一生命ホールディングス<8750.T>が大幅高。同社は4月30日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の2620億円から3630億円(前期比11.2倍)に引き上げると発表した。

 第一生命保険および第一フロンティア生命保険において、有価証券売却損益が改善したことなどから、前回予想を上回る見通し。

★13:29  京写-大幅安 今期営業益3倍見込むも利益確定売り優勢
 京写<6837.T>が大幅安。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想は3.0億円(前期比3倍)、年間配当予想は5円(前期は無配)と発表した。

 今年1月から稼働を始めたベトナム拠点の量産体制を早期に確立し、基板、実装、治具の新規コア製品の開拓、抜本的業務改善の継続と開発商品の事業化を進めるとしている。

 21.3期通期の連結営業利益は1.0億円(前の期比23.7%増)だった。会社計画0.7億円の赤字から一転し、黒字での着地となった。国内外での生産性向上策や業務効率化による経費削減と品質改善が進み、特に国内のプリント配線板事業の収益力が強化されたことが寄与した。

 なお、決算期待から前日に大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。


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