前場コメント No.7 チャームケア、芝浦電子、デンカ、千葉銀、極東貿、京セラ
★9:17 チャームケア－急落 3Q累計営業益15億円 市場コンセンサス下回る
チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が急落。同社は10日、21.6期3Q累計（7-3月）の連結営業利益が15.0億円だったと発表した。市場コンセンサスは16.7億円。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。
個別業績では、営業利益は15.3億円（同12.2％増）となった。新型コロナ感予防に伴う費用や休業補償などが発生しているが、補助金の受給もあり、個別で増益を確保している。
なお、株価は市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が急落。同社は10日、21.6期3Q累計（7-3月）の連結営業利益が15.0億円だったと発表した。市場コンセンサスは16.7億円。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。
個別業績では、営業利益は15.3億円（同12.2％増）となった。新型コロナ感予防に伴う費用や休業補償などが発生しているが、補助金の受給もあり、個別で増益を確保している。
なお、株価は市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
★9:18 芝浦電子－買い気配 今期営業益31％増見込む 前期は37％増
芝浦電子<6957.T>が買い気配。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を41.0億円（前期比30.7％増）だと発表した。
今後の受注増加に対応できるよう設備増設など、業績拡大に資する設備投資を積極的に実施するとしている。
21.3期通期の連結営業利益は31.4億円（前の期比36.8％増）だった。下期以降素子の需要の回復や、車載用、家電用センサの需要増加により回復したほか、経費削減が寄与した。
芝浦電子<6957.T>が買い気配。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を41.0億円（前期比30.7％増）だと発表した。
今後の受注増加に対応できるよう設備増設など、業績拡大に資する設備投資を積極的に実施するとしている。
21.3期通期の連結営業利益は31.4億円（前の期比36.8％増）だった。下期以降素子の需要の回復や、車載用、家電用センサの需要増加により回復したほか、経費削減が寄与した。
★9:21 デンカ－5日ぶり反落 前期営業益8％増に 半導体・EV向け材料好調＝日経
デンカ<4061.T>が5日ぶり反落。11日付の日本経済新聞朝刊は、同社の21.3期通期の連結営業利益は、従来予想は330億円に対し前の期比8％増の340億円強となったようだと報じた。
記事によれば、半導体や電気自動車（EV）向けの材料が好調で、自動車生産の回復に伴う主力の合成ゴム「クロロプレンゴム」の復調も寄与したという。22.3期も営業増益の見通しで、洋上風力発電の電力ケーブルに使う材料や高速通信規格「5G」の基地局に使う材料の販売が伸びるとしている。
なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。
デンカ<4061.T>が5日ぶり反落。11日付の日本経済新聞朝刊は、同社の21.3期通期の連結営業利益は、従来予想は330億円に対し前の期比8％増の340億円強となったようだと報じた。
記事によれば、半導体や電気自動車（EV）向けの材料が好調で、自動車生産の回復に伴う主力の合成ゴム「クロロプレンゴム」の復調も寄与したという。22.3期も営業増益の見通しで、洋上風力発電の電力ケーブルに使う材料や高速通信規格「5G」の基地局に使う材料の販売が伸びるとしている。
なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。
★9:21 千葉銀行－小安い 今期最終益5％増見込む 前期は3％増
千葉銀行<8331.T>が小安い。同社は10日、22.3期通期の連結純利益予想は520億円（前期比4.7％増）、年間配当予想は22円（前期は20円）と発表した。市場コンセンサスは517億円。入手可能な情報などをもとに算出した。
21.3期通期の連結純利益は496億円（前の期比3.3％増）だった。資金運用収益が減少した一方、預金利息など資金調達費用の減少が寄与した。
千葉銀行<8331.T>が小安い。同社は10日、22.3期通期の連結純利益予想は520億円（前期比4.7％増）、年間配当予想は22円（前期は20円）と発表した。市場コンセンサスは517億円。入手可能な情報などをもとに算出した。
21.3期通期の連結純利益は496億円（前の期比3.3％増）だった。資金運用収益が減少した一方、預金利息など資金調達費用の減少が寄与した。
★9:26 極東貿易－買い気配 今期営業益8.5億円見込む 前期は3.6億円で着地
極東貿易<8093.T>が買い気配。同社は10日に、22.3期通期の連結営業利益予想は8.5億円と発表した。22.3期の期首より「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、前期比較はできない。
22.3期が計画初年度となる新たな中期経営計画である「KBKプラスワン2025」を策定。新中計では、前中計となった「KBKブレイクスルー2023」から引き続き事業ポートフォリオの最適化を実行し、注力すべき事業領域を選別し収益力の強化を目指すとしている。
21.3期通期の連結営業利益は3.6億円（前の期比58.7％減）だった。ねじ関連事業の落ち込みに加え、自動車業界、航空機業界が新型コロナウイルスの影響を受け業界全体が落ち込んだことから電子・制御システム関連部門における航空電子事業と産業素材関連部門における複合材料事業が利益を落としたことが響いた。
極東貿易<8093.T>が買い気配。同社は10日に、22.3期通期の連結営業利益予想は8.5億円と発表した。22.3期の期首より「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、前期比較はできない。
22.3期が計画初年度となる新たな中期経営計画である「KBKプラスワン2025」を策定。新中計では、前中計となった「KBKブレイクスルー2023」から引き続き事業ポートフォリオの最適化を実行し、注力すべき事業領域を選別し収益力の強化を目指すとしている。
21.3期通期の連結営業利益は3.6億円（前の期比58.7％減）だった。ねじ関連事業の落ち込みに加え、自動車業界、航空機業界が新型コロナウイルスの影響を受け業界全体が落ち込んだことから電子・制御システム関連部門における航空電子事業と産業素材関連部門における複合材料事業が利益を落としたことが響いた。
★9:31 京セラ－東海東京が目標株価引き上げ 22/3期の営業利益は42%増益と予想
京セラ<6971.T>が反落。東海東京調査センターでは、22/3期の営業利益は42%増益と予想。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は6800円から8000円に引き上げた。
22/3期通期の計画は、売上高1兆7300億円（前年比13%増）、営業利益1170億円（同66%増）と野心的な数字を発表。東海東京ではアグレッシブな姿勢は評価できるものの、12/3期以降10年連続で期初の営業利益計画に未達となっており、実際に達成できるかどうかは保守的に考えるべきだとコメントしている。22/3期売上高は1兆6100億円と予想し、営業利益は 1000億円としていた前回の予想を現状では据え置いた。
京セラ<6971.T>が反落。東海東京調査センターでは、22/3期の営業利益は42%増益と予想。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は6800円から8000円に引き上げた。
22/3期通期の計画は、売上高1兆7300億円（前年比13%増）、営業利益1170億円（同66%増）と野心的な数字を発表。東海東京ではアグレッシブな姿勢は評価できるものの、12/3期以降10年連続で期初の営業利益計画に未達となっており、実際に達成できるかどうかは保守的に考えるべきだとコメントしている。22/3期売上高は1兆6100億円と予想し、営業利益は 1000億円としていた前回の予想を現状では据え置いた。
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