前場コメント No.3 フジオーゼックス、住友林、ヤクルト、栄研化、小林製薬、GTS

2021/06/24(木) 11:30
★9:05  フジオーゼックス-買い気配 中期経営計画の策定を発表 24.3期営業益27億円目指す
 フジオーゼックス<7299.T>が買い気配。同社は23日に、2021年度から2023年度までの3年間を計画期間とする新たな中期経営計画を策定したと発表した。

 2023年中期経営計画の基本方針は、「自動車部品事業の安定収益確保」や「新規事業のスタートおよび基軸への成長」、「 効率経営推進による社会貢献」としている。
 2023年度(24.3期)の目標は、連結売上高230億円、連結営業利益27億円とした。

★9:05  住友林業-3日ぶり反落 通期最終益を上方修正 期末配当予想を10円増額
 住友林業<1911.T>が3日ぶり反落。同社は23日、21.12通期の連結純利益予想を従来の480.0億円から600.0億円(前期比97.4%増)に引き上げると発表した。

 米国の旺盛な住宅需要を背景に、戸建住宅事業において販売価格の上昇により利益水準が想定を上回ること、加えて米国の不動産開発事業の物件売却に伴う利益の増加などを主たる要因として、前回予想を上回る見通し。

 また、21.12期の期末配当予想を25円から35円(前期は25円)に修正すると発表した。なお、年間配当は70円(前期は35円)となる。

 株価は同日発表した公募増資を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:08  初値決定-アルマードは2.2%安の861円
 6月24日に東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場に新規上場したアルマード<4932.T>の初値は、公開価格880円の2.2%安となる861円で付いた。初値出来高は87万2200株で、売買代金は約7.5億円。公開株式数から親引けを差し引いた株数に対する売却率は15.7%だった。

★9:10  ヤクルト本社-続落 長期ビジョンを策定 2030年度売上高5500億円めざす
 ヤクルト本社<2267.T>が続落。同社は23日、2021年度から2030年度の10年間にわたる企業経営の長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を策定したと発表した。

 数値目標として、2030年度に連結売上高5500億円、同営業利益500億円を掲げている。株価は16日に年初来高値を更新するなど高値圏で推移しており、きょうは利益確定売りが優勢となっている。

★9:13  栄研化学-反発 小林製薬の認知機能スクリーニングキット「ニンテスト」販売に関し業務提携
 栄研化学<4549.T>が反発。同社は23日に、小林製薬<4967.T>が開発した認知機能スクリーニングキット「ニンテスト」の販売に関する業務提携契約を締結したと発表した。

 「ニンテスト」は、匂いを嗅ぐことによって認知機能をスクリーニングするテストキットという。全国の人間ドック施設、健診センターなどで活用してもらえるよう、今秋に予定している新発売に向けて準備を進めるとしている。

★9:14  ジーンテクノ-大幅安 昭和大学歯科病院と乳歯供給体制構築を発表も利益確定売り
 ジーンテクノサイエンス<4584.T>が大幅安。同社は23日、昭和大学昭和大学歯科病院と歯髄幹細胞製造の原料となる乳歯を提供してもらうため体制を構築したと発表した。

 本体制構築により、安定した乳歯提供体制を確立し、ひいては安定的な歯髄幹細胞製造体制を構築し、再生医療等製品の研究・開発活動を加速すると共に、アカデミアや企業との連携による研究・開発パイプラインの強化を進めるとしている。

 株価は足もと急騰しており、材料をきっかけに利益確定売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ