後場コメント No.1 アステラス薬、商船三井、豊田織機、小野薬、富士紡ＨＤ、コクヨ
★12:31 アステラス製薬－後場下げ幅拡大 通期営業益を下方修正 1Qは41％減
アステラス製薬<4503.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日12時に、22.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の2650億円から2270億円（前年同期比66.8％増）に引き上げると発表した。開発プロジェクトの中止に伴う減損損失を計上したことに加え、6月に発表した早期退職優遇制度に伴う割増退職金費用（約100億円）を3Qに計上する見込み出ることを踏まえた。
併せて発表した、22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は361億円（前年同期比40.7％減）だった。販管費が、経営計画2021の推進に向けた先行投資（同約30億円増）や為替の影響（同44億円増）、前年同期においてCOVID-19の感染拡大の影響により販売促進活動費用や旅費が減少していたことの反動（同約60億円増）により、総額として増加したことが響いた。
アステラス製薬<4503.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日12時に、22.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の2650億円から2270億円（前年同期比66.8％増）に引き上げると発表した。開発プロジェクトの中止に伴う減損損失を計上したことに加え、6月に発表した早期退職優遇制度に伴う割増退職金費用（約100億円）を3Qに計上する見込み出ることを踏まえた。
併せて発表した、22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は361億円（前年同期比40.7％減）だった。販管費が、経営計画2021の推進に向けた先行投資（同約30億円増）や為替の影響（同44億円増）、前年同期においてCOVID-19の感染拡大の影響により販売促進活動費用や旅費が減少していたことの反動（同約60億円増）により、総額として増加したことが響いた。
★12:31 商船三井－後場買い気配 通期最終益予想を上方修正 年間配当予想も400円増額
商船三井<9104.T>が後場買い気配。同社は30日12時、22.3期通期の連結純利益予想を従来の2100億円から3350億円（前期比3.7倍）に、年間配当予想を150円から550円（前期は150円）に引き上げると発表した。
コンテナ船事業を運営している持分法適用会社のＯＣＥＡＮ ＮＥＴＷＯＲＫ ＥＸＰＲＥＳにおいて、荷動きとスポット賃率がいずれも想定を上回るレベルで推移している。好調に推移しているドライバルク船市況も踏まえて見通しを引き上げた。
22.3期1Q（4-6月）の連結純利益は1041億円（前年同期は55億円）だった。今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用しているため、増減率の前年比較はできない。
商船三井<9104.T>が後場買い気配。同社は30日12時、22.3期通期の連結純利益予想を従来の2100億円から3350億円（前期比3.7倍）に、年間配当予想を150円から550円（前期は150円）に引き上げると発表した。
コンテナ船事業を運営している持分法適用会社のＯＣＥＡＮ ＮＥＴＷＯＲＫ ＥＸＰＲＥＳにおいて、荷動きとスポット賃率がいずれも想定を上回るレベルで推移している。好調に推移しているドライバルク船市況も踏まえて見通しを引き上げた。
22.3期1Q（4-6月）の連結純利益は1041億円（前年同期は55億円）だった。今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用しているため、増減率の前年比較はできない。
★12:33 豊田自動織機－後場上げ幅拡大 通期最終益を上方修正 1Qは3.2倍
豊田自動織機<6201.T>が後場上げ幅拡大。同社は30日11時40分、22.3期通期の連結純利益予想（IFRS）を従来の1600億円から1650億円（前期比20.7％増）に引き上げると発表した。
主に産業車両セグメントにおいて、欧米を中心としたグローバルでの市場回復が当初想定を上回ることや、eコマース市場の拡大と物流自動化の進展も追い風となることから、前回予想を上回る見通し。
22.3期1Q（4-6月）の連結純損益は776.0億円の黒字（前年同期比3.2倍）だった。
豊田自動織機<6201.T>が後場上げ幅拡大。同社は30日11時40分、22.3期通期の連結純利益予想（IFRS）を従来の1600億円から1650億円（前期比20.7％増）に引き上げると発表した。
主に産業車両セグメントにおいて、欧米を中心としたグローバルでの市場回復が当初想定を上回ることや、eコマース市場の拡大と物流自動化の進展も追い風となることから、前回予想を上回る見通し。
22.3期1Q（4-6月）の連結純損益は776.0億円の黒字（前年同期比3.2倍）だった。
★12:34 小野薬品工業－反落 1Q営業益10％増も材料出尽くし
小野薬品工業<4528.T>が反落。同社は30日12時、22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（IFRS）は298億円（前年同期比10.2％増）だったと発表した。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」の肺がん領域一次治療や食道がん二次治療における使用が拡大したことなどが寄与した。
なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
小野薬品工業<4528.T>が反落。同社は30日12時、22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（IFRS）は298億円（前年同期比10.2％増）だったと発表した。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」の肺がん領域一次治療や食道がん二次治療における使用が拡大したことなどが寄与した。
なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★12:37 富士紡ＨＤ－後場下げ幅縮小 通期営業益予想を上方修正 一転増益へ 1Qは3％増
富士紡ホールディングス<3104.T>が後場下げ幅縮小。同社は30日11時30分、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の50.0億円から54.0億円（前期比2.2％増）に上方修正すると発表した。従来予想の5.4％減から一転して増益を見込む。
1Q（4-6月）の業績および直近の好調な半導体需要や、コロナ禍での底堅い巣ごもり消費などを踏まえ、見通しを引き上げた。
22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は15.6億円（前年同期比2.5％増）だった。
富士紡ホールディングス<3104.T>が後場下げ幅縮小。同社は30日11時30分、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の50.0億円から54.0億円（前期比2.2％増）に上方修正すると発表した。従来予想の5.4％減から一転して増益を見込む。
1Q（4-6月）の業績および直近の好調な半導体需要や、コロナ禍での底堅い巣ごもり消費などを踏まえ、見通しを引き上げた。
22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は15.6億円（前年同期比2.5％増）だった。
★12:39 コクヨ－後場プラス転換 通期営業益を上方修正 上期は46％増
コクヨ<7984.T>が後場プラス転換。同社は30日12時、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の186.0億円から202.0億円（前期比36.4％増）に引き上げると発表した。
販管費支出の見直しや人員などのリソース配分の見直しを行った結果、収益性が大幅に向上していることから、前回予想を上回る見通し。
21.12期上期（1-6月）の連結営業利益は147.1億円（前年同期比45.8％増）だった。
コクヨ<7984.T>が後場プラス転換。同社は30日12時、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の186.0億円から202.0億円（前期比36.4％増）に引き上げると発表した。
販管費支出の見直しや人員などのリソース配分の見直しを行った結果、収益性が大幅に向上していることから、前回予想を上回る見通し。
21.12期上期（1-6月）の連結営業利益は147.1億円（前年同期比45.8％増）だった。
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