ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、下げ渋り
7日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0896ドルと24時時点(1.0883ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ロンドンフィキシングの売りフローに押されて1.0870ドル台まで下押したものの、反落幅を縮小した。
欧州中央銀行(ECB)がギリシャ債を担保として受け入れることを決定したとの、ユーロ圏経済にとって安心感を誘うニュースも伝わり、ドルの戻りが鈍いなかユーロドルは一時1.09ドル台へ戻した。
ユーロ円は上値がやや重い。2時時点では118.59円と24時時点(118.60円)と比べ1銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの戻りにつれ高となる場面もあった。しかし、欧米株価が堅調ななかでもリスク選好の円売りが強まらず、上値を伸ばせず失速した。
ドル円は弱含み。2時時点では108.83円と24時時点(108.97円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。欧米など株高の動きはリスク選好の円売りに寄与する部分もあるが、一方では現金化目的で強まっていたドル買いの後退にもつながっており、ドル円は上値が重かった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:108.67円 - 109.28円
ユーロドル:1.0784ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:117.51円 - 119.04円
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