ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、伸び悩み
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.1352ドルと2時時点(1.1367ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。米株が利益確定売りに押されて上げ幅を縮小すると、リスク・オンのドル売りも後退し1.1350ドル付近まで下押しした。軟調なポンドドルに引きずられた面もあった。
ポンドは、対ドルでは1.26ドル前半から1.2564ドルまで下落し、対円でも23時台につけた日通し高値135.49円から134.90円割れまで売り戻された。ユーロポンドも0.9034ポンドまでポンド安に振れた。
移行期間後の関係を巡り英とEUは協議を続けているが、双方とも合意なしの可能性を示唆している。なお英政府は本日13日から、移行期間終了後に市民や企業が必要になる作業などの広報を開始した。
ユーロ円は上値が重い。4時時点では121.79円と2時時点(121.83円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。本日高値121.97円は6・9日でも頭を抑えられた水準。上抜けに失敗したことでポジション調整の売りが優勢となった。
ドル円はじり高。4時時点では107.28円と2時時点(107.17円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。ドルが欧州通貨に対して強含むとともに、107.31円付近までドル高・円安に傾いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:106.79円 - 107.32円
ユーロドル:1.1299ドル - 1.1375ドル
ユーロ円:120.70円 - 121.97円
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