欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 伸び悩む
7日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩む。22時時点では105.60円と20時時点(105.66円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。予想比強めの米雇用統計の結果を受けてドル買いで反応するも、反応は一時的にとどまった。ドル円は105.87円まで上値を伸ばした後は105.56円近辺に押し戻された。
7月の米雇用統計は、非農業部門雇用者が予想を上回る+176.3万人となり、同失業率は10.2%と予想や前月より強い結果となった。また、7月平均時給は前月比でマイナス予想に反して+0.2%となった。
ユーロドルは下げ渋る。22時時点では1.1831ドルと20時時点(1.1823ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。米雇用統計の発表後に1.1802ドルまで下値を広げたものの、発表前からドル買いが先行し、注目イベントを通過したこともあり、1.1840ドル近辺まで持ち直した。
ユーロ円は小動き。22時時点では124.94円と20時時点(124.92円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。125円前後での小動きが継続。米雇用統計を受けて、ダウ先物は下げ幅を縮小し、米10年債利回りは前日比プラス圏に浮上するも、ともに値幅は限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:105.48円 - 105.87円
ユーロドル:1.1802ドル - 1.1883ドル
ユーロ円:124.78円 - 125.40円
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