東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、弱含み
10日午後の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。17時時点では1.1766ドルと15時時点(1.1794ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。15時過ぎに一時1.1801ドルまでじり高となったが、本日のNYカットで約30億ユーロの大きめのオプションカットが観測されていることもあり上値が抑えられた。欧州勢の本格参入後はユーロクロスの売りもあり、徐々に弱含み1.1760ドルまで下落した。
なおユーロポンドは先週末の安値を小幅に割り込み0.9005ポンドまで、ユーロスイスフランは1.0752CHFまでユーロが売られた。
ドル円は堅調。17時時点では105.99円と15時時点(105.79円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。ユーロドルの下げに連れてドルが全体的に底堅くなったことで、ドル円も堅調に推移した。106.00円に観測された売りオーダーをこなすのには多少の時間を要したが、一時先週末高値106.05円まで上値を広げた。
ユーロ円はもみ合い。17時時点では124.71円と15時時点(124.75円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルとドル円の値動きを同時に受けたことで、ユーロ円は124円後半でもみ合いだった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:105.72円 - 106.05円
ユーロドル:1.1760ドル - 1.1801ドル
ユーロ円:124.60円 - 124.96円
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