東京外国為替市場概況・17時 ドル円、軟調

2020/09/21(月) 17:10
 21日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。17時時点では104.19円と15時時点(104.33円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。欧州各国の新型コロナウィルス感染第2波とロックダウン強化を嫌気し、欧州株が弱含んで始まると最初に反応したのがドル円だった。ドル円は7月31日の安値104.19円を割り込むと、目先のストップロスを巻き込み3月12日以来となる104.07円まで下げ幅を広げ軟調に推移した。  ユーロドルは下落。17時時点では1.1833ドルと15時時点(1.1863ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。欧州株式市場オープン時は反応が鈍かったが、徐々に株価の下げ幅が広がるとユーロドルも弱含み、17時過ぎには1.1822ドルまで下落した。  また「厳しいロックダウンが6カ月続く」と英タイムズに報じられるなど、ロックダウンがより厳格化されている英国の通貨ポンドは、17時過ぎに対ドルで1.2875ドルまで下げ幅を広げた。  なお欧州株は全面安で、英FT100は2.6%を超えて下がり、独DAXともに2.3%以上の下げ幅を一時記録している。またダウ先物も約400ドル下落している。  ユーロ円も下落。17時時点では123.29円と15時時点(123.77円)と比べて48銭程度のユーロ安水準だった。欧州株の下げ基調に合わせ、クロス円全体が典型的なリスクオフの流れになり、ユーロ円は123.16円まで下落した。またポンド円は134.11円、豪ドル円は75.85円、カナダドル円は78.77円まで弱含んだ。 本日これまでの参考レンジ ドル円:104.07円 - 104.58円 ユーロドル:1.1822ドル - 1.1872ドル ユーロ円:123.16円 - 123.94円
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