ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、小じっかり
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小じっかり。2時時点では110.88円と24時時点(110.85円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。ドル買いが目立ったロンドン・フィキシング後も底堅く推移し、1時頃には110.91円までじり高となった。再び111円台を目指すほどの勢いは出なかったものの、その後の押しも限定的だった。
なお一部通信社の報道「バイデン米大統領はインフラ投資計画で超党派の上院議員グループと合意した」を受け、それまでも堅調だった米株は更に上げ幅を広げている。
ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.1927ドルと24時時点(1.1926ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドドルが1.39ドル割れから1.3920ドル台まで反発すると、つれる形で1.1934ドル付近まで持ち直した。ただ米長期金利の上昇が重しとなり、再び1.1930ドル割れまで押し戻された。
ユーロ円は2時時点では132.25円と24時時点(132.20円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。欧米株高への反応は鈍いものの132.20円台では下げ渋った。
なお高止まりする原油相場などを背景にメキシコペソは強含み、対円では5.55円、対ドルで19.96ペソ後半までペソ高に振れた。この後3時にはメキシコ中銀が政策金利を発表予定(予想:4.00%で据え置き)。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.69円 - 111.12円
ユーロドル:1.1918ドル - 1.1956ドル
ユーロ円:132.12円 - 132.58円
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