東京きらぼし-反発 新中計策定 27.3期最終益300億円目標 公的資金完済めざす
東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173.T>が反発。同社は28日、25.3期~27.3期の3カ年を対象とする中期経営計画を策定したと発表した。
経営目標として、最終年度の連結純利益は300億円を目標とする。貸出残高を中心にアセットをコントロールしつつ、一定のフィー収入を確保するビジネスモデルへの転換などを進める。
また、東京都出資の公的資金である第1回第一種優先株式については、2026年度~2029年度にかけて、第2種優先株式については2026年度、2028年度に償還し、それぞれ完了をめざす。株主還元方針は優先株償還後も配当性向20%程度を目安とし、自己資本比率は8.3%を確保する。政策保有株式についても中計期間中に簿価ベース40%程度(約60億円)の削減をめざすとしている。
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