前場コメント No.7 大有機、Ｍ＆Ａ総研Ｈ、サイゼリヤ、マニー、クボタ、サンドラッグ
★9:49 大阪有機化学工業－岩井コスモが目標株価引き上げ EUVレジスト用モノマーの成長に期待
大阪有機化学工業<4187.T>が軟調。岩井コスモ証券では、EUVレジスト用モノマーの成長に期待。投資判断は「A」を継続、目標株価は3200円から3850円に引き上げた。
半導体フォトレジスト用モノマーで世界シェア首位を誇り、近年は半導体の微細化の進展に伴い、最先端のEUVレジスト用モノマーへの引き合いが増加していると指摘。主力のArFレジスト用モノマーは在庫調整の長期化で需要の回復が遅れているものの、足元では生成AIの登場でAI半導体への投資が急拡大していると指摘している。フォトレジストは半導体製造の中でも微細な回路パターンをシリコンウエハに描くリソグラフィ工程の中で用いられる材料で、日本はこの分野で高いシェアを有している。昨年8月には東京応化工業が郡山工場に国内最大の新製造棟を建設すると発表し、2026年下期に稼働を開始する予定など、中期的な成長期待は高くとみている。
大阪有機化学工業<4187.T>が軟調。岩井コスモ証券では、EUVレジスト用モノマーの成長に期待。投資判断は「A」を継続、目標株価は3200円から3850円に引き上げた。
半導体フォトレジスト用モノマーで世界シェア首位を誇り、近年は半導体の微細化の進展に伴い、最先端のEUVレジスト用モノマーへの引き合いが増加していると指摘。主力のArFレジスト用モノマーは在庫調整の長期化で需要の回復が遅れているものの、足元では生成AIの登場でAI半導体への投資が急拡大していると指摘している。フォトレジストは半導体製造の中でも微細な回路パターンをシリコンウエハに描くリソグラフィ工程の中で用いられる材料で、日本はこの分野で高いシェアを有している。昨年8月には東京応化工業が郡山工場に国内最大の新製造棟を建設すると発表し、2026年下期に稼働を開始する予定など、中期的な成長期待は高くとみている。
★9:51 Ｍ＆Ａ総研－東海東京が新規に「Outperform」 テクノロジーによりM&A業界を変革
Ｍ＆Ａ総研ホールディングス<9552.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、テクノロジーによりM&A業界を変革と評価。投資判断は新規に「Outperform」でカバレッジを開始し、目標株価は10000円に設定した。
2つの優位性（サービスの優位性、採用の優位性）に注目。サービスの優位性は、（1）上場会社唯一の完全成功報酬制、（2）平均6.7ヶ月の成約期間、（3）業界屈指のマッチング力。採用の優位性は、（1）効率よく仕事ができる環境、（2）業界最高水準のインセンティブ設計とし、事業の高い成長を見込んでいる。24/9期通期の予想は、売上高が189億円（前年比118.7％増）、営業利益が95億円（同107.5％増）、高成長の継続を見込み、会社計画も上回るとみている。
Ｍ＆Ａ総研ホールディングス<9552.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、テクノロジーによりM&A業界を変革と評価。投資判断は新規に「Outperform」でカバレッジを開始し、目標株価は10000円に設定した。
2つの優位性（サービスの優位性、採用の優位性）に注目。サービスの優位性は、（1）上場会社唯一の完全成功報酬制、（2）平均6.7ヶ月の成約期間、（3）業界屈指のマッチング力。採用の優位性は、（1）効率よく仕事ができる環境、（2）業界最高水準のインセンティブ設計とし、事業の高い成長を見込んでいる。24/9期通期の予想は、売上高が189億円（前年比118.7％増）、営業利益が95億円（同107.5％増）、高成長の継続を見込み、会社計画も上回るとみている。
★9:51 サイゼリヤ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 押し目買いの好機
サイゼリヤ<7581.T>が大幅続伸。モルガンスタンレーＭＵＦＧ証券では、押し目買いの好機と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7000円→7200円と引き上げた。
3月以降日本セグメントの既存店売上好調から上昇していた株価は、2Qにおける国内の低収益を嫌気して大幅に下落。しかしＭＳＭＵＦＧでは次の3Qでの日本セグメントの収益改善を予想。押し目買いの好機として、投資判断「Overweight」を再強調するとしている。
サイゼリヤ<7581.T>が大幅続伸。モルガンスタンレーＭＵＦＧ証券では、押し目買いの好機と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7000円→7200円と引き上げた。
3月以降日本セグメントの既存店売上好調から上昇していた株価は、2Qにおける国内の低収益を嫌気して大幅に下落。しかしＭＳＭＵＦＧでは次の3Qでの日本セグメントの収益改善を予想。押し目買いの好機として、投資判断「Overweight」を再強調するとしている。
★9:54 マニー－東海東京が目標株価引き上げ 営業利益予想を上方修正
マニー<7730.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、営業利益予想を上方修。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は2570円→2670円に引き上げた。
東海東京では、中国やインドなどアジアでの予想を上回る採算の改善を見込み、営業利益は会社計画を2.5億円上回る前年比17.4％増の85.0億円と予想。前回予想（83.0億円）からは2.0億円の上方修正とした。続く25/8期は国内の堅調やアジアなど海外向けの続伸などから営業利益が前年比17.6％増の100.0億円と前回予想（96.0億円）から4.0億円の上方修正。26/8期営業利益は同20.0％増と増益率の一段のアップを見込んでいる。
マニー<7730.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、営業利益予想を上方修。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は2570円→2670円に引き上げた。
東海東京では、中国やインドなどアジアでの予想を上回る採算の改善を見込み、営業利益は会社計画を2.5億円上回る前年比17.4％増の85.0億円と予想。前回予想（83.0億円）からは2.0億円の上方修正とした。続く25/8期は国内の堅調やアジアなど海外向けの続伸などから営業利益が前年比17.6％増の100.0億円と前回予想（96.0億円）から4.0億円の上方修正。26/8期営業利益は同20.0％増と増益率の一段のアップを見込んでいる。
★9:58 クボタ－底堅い 大型鋳物撤退 「祖業」は小型に集中＝日経
クボタ<6326.T>が底堅い。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2024年中に製鉄所の圧延設備などに使う大型鋳物の製造から撤退すると報じた。
記事によると、国内市場の縮小で鉄鋼業などで大型設備の導入が減っているという。石油化学プラントの耐熱管など成長余地のある小型の鋳物に経営資源を集中するとしている。
クボタ<6326.T>が底堅い。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2024年中に製鉄所の圧延設備などに使う大型鋳物の製造から撤退すると報じた。
記事によると、国内市場の縮小で鉄鋼業などで大型設備の導入が減っているという。石油化学プラントの耐熱管など成長余地のある小型の鋳物に経営資源を集中するとしている。
★9:58 サンドラッグ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 売り上げの堅調さが続くのか確認したい
サンドラッグ<9989.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、売り上げの堅調さが続くのか確認したいと判断。投資判断「2（中立）」を継続、目標株価を4800円→5000円と引き上げた。
ドラッグストア業界全体としてやや材料不足な状況が続き、足元各社の株価は下落した。ＳＭＢＣ日興では、同社はコストコントロール力に優れているが、単価上昇に伴う粗利改善の一服感や、人件費などのコストアップから収益性の低下懸念が当面は続くとみている。まずはドラッグストア全体でのバリュエーション調整が落ち着くことや、例年保守的な傾向のガイダンスを確認したいとしている。
サンドラッグ<9989.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、売り上げの堅調さが続くのか確認したいと判断。投資判断「2（中立）」を継続、目標株価を4800円→5000円と引き上げた。
ドラッグストア業界全体としてやや材料不足な状況が続き、足元各社の株価は下落した。ＳＭＢＣ日興では、同社はコストコントロール力に優れているが、単価上昇に伴う粗利改善の一服感や、人件費などのコストアップから収益性の低下懸念が当面は続くとみている。まずはドラッグストア全体でのバリュエーション調整が落ち着くことや、例年保守的な傾向のガイダンスを確認したいとしている。
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