後場コメント No.1 ヒューリック、邦ガス、インフォコム、丸紅リース、四国化HD、コニシ

2024/04/25(木) 15:02
★12:30  ヒューリック-後場売り気配 1Q経常益33%減 販売用不動産の売り上げは2Q以降
 ヒューリック<3003.T>が後場売り気配。同社は25日11時30分、24.12期1Q(1-3月)の連結経常利益は212億円(前年同期比33.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは312億円。

 前期および今期1Qに竣工、取得した物件によりオフィスなどの不動産賃貸収入は安定的に推移した。一方、販売用不動産の売り上げを主に2Q以降に計画していることなどから、減収減益となった。通期の見通しは据え置いた。

★12:31  東邦ガス-後場上げ幅縮小 今期営業益38%減見込む 前期は23%減
 東邦ガス<9533.T>が後場上げ幅縮小。同社は25日11時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を210億円(前期比37.5%減)に、年間配当予想を80円(前期は70円)にすると発表した。今期の想定原油価格は1バレル90ドル、想定為替レートは1米ドル150円としている。

 24.3期通期の連結営業利益は336億円(前の期比23.2%減)だった。ガス販売量について、家庭用が冬場の気温が高めに推移した影響により減少し、業務用などは顧客先設備の稼働が前期を下回ったことにより減少した。スライド単価の低下なども響いた。会社計画は340億円。期末配当予想については、従来の30円から40円(23.3期末は30円)に引き上げた。

★12:31  インフォコム-後場下げ幅縮小 今期営業益12%増見込む 前期は15%増
 インフォコム<4348.T>が後場下げ幅縮小。同社は25日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を110.0億円(前期比12.4%増)に、年間配当予想を45円(前期は45円)にすると発表した。電子コミックとヘルスケアを引き続き重点事業と位置づけ、中期経営計画を推進するとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は97.8億円(前の期比14.8%増)だった。重点事業の電子コミック配信サービスが好調だった。従量課金コースが活性化したことに加え、ヒット作品に恵まれたことなどが寄与した。会社計画は100.0億円だった。

★12:38  丸紅建材リース-後場プラス転換 前期営業益を上方修正 一転増益へ
 丸紅建材リース<9763.T>が後場プラス転換。同社は25日12時30分、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の11.0億円(前の期比5.2%減)から13.2億円(同13.8%増)に、期末配当予想を50円から65円(23.3期末は60円)に上方修正すると発表した。

 厳しい受注環境のなか、海外事業は業績回復の遅れが見られたが、国内事業は引き続き採算性の向上に努めた。この結果、従来予想を上回る見通し。

★12:40  四国化成HD-4日続伸 1Q最終益3%増 為替差益が寄与
 四国化成ホールディングス<4099.T>が4日続伸。同社は25日12時、24.12期1Q(1月-3月)の連結純利益は18.0億円(前年同期比3.4%増)だったと発表した。為替差益の計上が寄与したとしている。通期計画に対する進ちょく率は32.8%。

★12:51  コニシ-後場下げ幅拡大 今期営業益4%増見込むもコンセンサス下回る
 コニシ<4956.T>が後場下げ幅拡大。同社は25日11時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を107億円(前期比4%増)にすると発表した。コンセンサス予想は116億円。
 
 主力のボンド事業において、コア事業の強化だけでなく、電子電材、自動車業界などの成長市場向け製品の開発、新規開拓活動の強化に努め、事業領域の拡大を図るとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は103億円(前年同期比38.6%増)だった。ボンド事業で、接着剤やシーリング材に使用される原材料価格の高騰は依然として継続しているものの、製品販売価格への転嫁が進ちょくしたことが寄与した。

 なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。


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