前場コメント No.3 フタバ、QPS研究、愛三工、東光高岳、DOWA、MacbeeP

2024/04/26(金) 11:31
★9:03  フタバ産業-売り気配 今期営業益17%減見込む 前期は2.5倍
 フタバ産業<7241.T>が売り気配。同社は25日、25.3期通期の連結営業利益予想を160億円(前期比16.7%減)に、年間配当予想を35円(前期は35円)にすると発表した。

 グループを取り巻く環境は厳しい状況になることが見込まれるが、生産体制の見直し、生産効率の向上、原価改善の推進、サプライチェーンの見直しおよび物流費の低減などに取り組むとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は192億円(前の期比2.5倍)だった。部品事業の売り上げ増加などが寄与した。地域別では日本が大幅な増益となった。

★9:03  QPS研究所-買い気配 国交省の実証事業に採択 補助金1億3700万円
 QPS研究所<5595.T>が買い気配。同社は25日、新たに国土交通省「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」の大規模技術実証事業2件に採択されたと発表した。同事業に対し交付される補助金は、2件合計で1億3700万円。
 
 同採択は、24.5月期の業績予想において想定しておらず、25.5期以降の業績に与える影響は現在精査中だとしている。

★9:03  愛三工業-売り気配 今期最終益6%減見込む 前期は38%増
 愛三工業<7283.T>が売り気配。同社は25日、25.3期通期の連結純利益予想を110億円(前期比6.3%減)に、年間配当予想を56円(前期は55円)にすると発表した。

 自動車業界は労務費や原材料・エネルギー価格の高騰などによる業績への影響が懸念されるが、改善活動をさらに進めていくことで収益性を高める。想定為替レートは1米ドル140円とした。

 24.3期通期の連結純利益は117億円(前の期比38.1%増)だった。米州が販売数量の増加により大幅な増益となった。欧州が黒字となったことも寄与した。

★9:03  東光高岳-売り気配 今期営業益52%減見込む 前期は70%増
 東光高岳<6617.T>が売り気配。同社は25日、25.3期通期の連結営業利益予想を40.0億円(前期比51.5%減)に、年間配当予想を50円(前期は60円)にすると発表した。特別高圧変圧器類の不適切事案に伴う対応費用の発生に加え、一部製品における入札参加停止などの影響が見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は82.5億円(前の期比70.1%増)だった。計量事業全般や配電機器の売り上げ増加が寄与した。各利益ともに過去最高を更新した。

 また、25.3期より開始を予定していた次期中期経営計画については、策定・公表を1年延期すると発表した。

★9:04  DOWA-もみ合い 前期営業益を上方修正 新エネルギー関連製品など想定上回る
 DOWAホールディングス<5714.T>がもみ合い。同社は25日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の230億円から300億円(前の期比32.8%減)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは274億円。

 新エネルギー関連製品や情報通信関連製品の販売が想定を上回った。平均為替レートは円安ドル高となり、金、銀、銅の平均価格が上昇したことも寄与する。決算発表は5月10日の予定。

★9:04  Macbee -大幅反発 1株を4株に分割 基準日は5月31日
 Macbee Planet<7095.T>が大幅反発。同社は25日、株式分割を行うと発表した。5月31日を基準日として、1株につき4株の割合をもって分割する。


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