〔Market Flash〕米国のイベントはドル高を支援か~大和

2024/04/30(火) 13:03
【13:00】米国のイベントはドル高を支援か~大和  大和証券では、直近では日銀を理由に為替が大きく動いたが、ドル円のカギを握るのは米国と考えており、まずはFOMC(4/30~5/1)に注目している。今回は政策変更の可能性は低く、パウエル議長の会見で今後の金融政策のヒントを探ることになる。これまでのハト派的な姿勢は影を潜め、早期利下げには慎重な姿勢を示すとみるのが自然で、利上げ再開の可能性に言及することがあればインパクトは大きい。5月3日には4月雇用統計の発表が控えている。最近、速報値は予想比で上振れるケースが目立っており、今回もリスクはドル高方向なのかもしれないと、大和ではコメントしている。 【10:20】シニアが層サプリメントの摂取を控えている~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券ではトイレタリー・化粧品セクターに関して、小林製薬<4967.T>の紅麹サプリ問題を受けて、シニア層がサプリメントの摂取を控えていると指摘している。「日経POSEYS」による「栄養補給食品類」の売上動向では、小林製薬の製品以外にも影響が及んでいることが明白で、高齢者のニーズが高そうなものほと、減収幅が大きくなっているとのこと。一方、通常のビタミン系やコラーゲンなどビューティーサプリ系に関しては、影響がそれほど大きくないとしている。MSMUFGでは、シニア層のセンチメントが緩和されるには規制強化が必要とみており、サプリメントを手がける企業の今後1~2年は、コストが増加する恐れがあると考えている。 【9:40】もう一息ありそうな半導体株の上昇~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは自律反発を見せた日本株市場に関して、本格的な上昇相場へ回帰するには、半導体関連銘柄の上昇が必要と考えている。日本株市場における半導体株は、今や米株市場における「GAFAM」のような存在になっていると指摘。東海東京では、半導体産業のシクリカル的な性質や、ここ1年半の株式市場におけるアウトパフォームなどを踏まえると、既に半導体相場は上昇サイクルの7~8合目を過ぎているとみている。しかし、4月以降は関連株価も幾分調整したことから、もう一息ぐらいは日本株を押し上げる力を期待してもよさそうとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は大塚商、カゴメ、三菱電、ニッコンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、大塚商<4768>+22.54%、カゴメ<2811>+18.31%、三菱電<6503>+10.84%、ニッコンHD<9072>+10.41%、日立<6501>+7.79%、ミスミG<9962>+7.58%、住友商<8053>+5.96%、ZOZO<3092>+5.85%、エクシオ<1951>+5.73%、マキタ<6586>+5.73%などが高い気配値。  一方、エムスリー<2413>-6.26%、メイテック<9744>-5.69%、アドバンテ<6857>-5.36%、エプソン<6724>-5.01%、デンソー<6902>-5.01%、日本酸素<4091>-4.33%、北海電<9509>-3.80%、TDK<6762>-3.79%などが安い気配値となっている。
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