〔Market Flash〕高まる新興国不安~東海東京

2024/05/02(木) 13:02
【13:00】高まる新興国不安~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは新興国市場に関して、今年に入ってからは「米利下げ期待の後退」を嫌気した売りと、「良好な米景気」を好感した買いの綱引きが継続してきたが、ここにきて前者からの売り圧力が強まっていると指摘している。さらに、「中東情勢の緊迫化」という悪材料が加わったことで、リスクが急速に高まっているとみている。この先の焦点には、FRBのスタンスが変化するかどうかを挙げている。スタンスがタカ派寄りにシフトした場合には、新興国市場は大規模な資金逃避に直面する可能性があると考えている。一方、年内利下げ開始の見方さえ否定されなければ、新興国市場の動揺は一段と深刻化することなく収束に向かうと考えている。 【10:20】REIT Core指数の見直しでは今年も入れ替えなしを予想~大和  大和証券のクオンツリポートでは、東証REIT Core指数の年次リバランスが6月に実施されることを受けて、銘柄入れ替えの推定とパッシブ連動資金のリバランスに伴う影響について試算している。結果は6月7日に公表予定で、実務的には6月27日の終値ベースで売買インパクトが発生する見込み。大和では、今年の銘柄入れ替えでは昨年と同様に、新規採用なし、除外なしと予想している。入れ替えがない場合でも6月末には等ウエートへのリバランスが生じるが、パッシブ連動資金はETF合計で約1220億円と推定している。 【9:45】紙パは内需停滞とコスト高止まりに注意が必要~SMBC日興  SMBC日興証券では紙パルプセクターに関して、国内事業についてはドルベースでの石炭コスト改善が進む一方で、(1)内需停滞による数量の伸び悩み、(2)円安ドル高によるコスト改善の遅れ、(3)原燃料コストの高止まりや悪化―に注意が必要と指摘している。これらの懸念材料に対して、値上げや国内製造拠点の合理化、コスト削減などの取り組みでカバーできるかが、業績の焦点になるとみている。また、資本効率向上に向けた取り組みや株主還元の強化などで前進が見られるかが、引き続き注目されると考えている。 【8:45】寄り前気配はタダノ、阿波銀、ABCマート、アイカ工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、タダノ<6395>+10.97%、阿波銀<8388>+2.90%、ABCマート<2670>+2.79%、アイカ工<4206>+2.75%、淀川鋼<5451>+2.67%、USS<4732>+2.52%、滋賀銀<8366>+2.50%、ニッコンHD<9072>+2.44%、大和工<5444>+2.44%、東亜合成<4045>+2.36%などが高い気配値。  一方、ケーズHD<8282>-10.09%、イビデン<4062>-5.34%、ニコン<7731>-3.44%、コナミG<9766>-3.13%、三菱倉<9301>-3.01%、JR西日本<9021>-2.98%、ファナック<6954>-2.98%、テルモ<4543>-2.97%などが安い気配値となっている。
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