前場コメント No.2 横河電、ＯＫＩ、ヒロセ電、エーザイ、エムケイシステム、日本電技
★9:01 横河電機－買い気配 今期営業益5％減見込むも市場コンセンサス上回る
横河電機<6841.T>が買い気配。同社は7日に、25.3期通期の連結営業利益予想は750億円（前期比4.8％減）と発表した。市場コンセンサスは686億円。
売り上げ構成変動などによる粗利率の悪化や、将来の成長に向けた先行投資の増加、競争力強化のための人的投資などを見込み、減益予想としている。
24.3期通期の連結営業利益は788億円（前の期比77.4％増）だった。生産部品およびプロジェクト調達品の調達環境の改善や値上げ施策の効果、COVID-19後に受注した大型案件の売上高への計上、為替の変動影響などにより、大幅な増収となったことが寄与した。
横河電機<6841.T>が買い気配。同社は7日に、25.3期通期の連結営業利益予想は750億円（前期比4.8％減）と発表した。市場コンセンサスは686億円。
売り上げ構成変動などによる粗利率の悪化や、将来の成長に向けた先行投資の増加、競争力強化のための人的投資などを見込み、減益予想としている。
24.3期通期の連結営業利益は788億円（前の期比77.4％増）だった。生産部品およびプロジェクト調達品の調達環境の改善や値上げ施策の効果、COVID-19後に受注した大型案件の売上高への計上、為替の変動影響などにより、大幅な増収となったことが寄与した。
★9:01 ＯＫＩ－買い気配 前期最終損益を上方修正 法人税等調整額のマイナス計上など寄与
ＯＫＩ<6703.T>が買い気配。同社は7日、24.3期通期の連結純損益予想を従来の120億円の黒字から256億円の黒字（前の期は28億円の赤字）に上方修正すると発表した。
業績動向を勘案して繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、法人税等調整額（益）を計上することとなった。プロダクトミックスの影響や費用の減少、為替影響の良化なども寄与する。
ＯＫＩ<6703.T>が買い気配。同社は7日、24.3期通期の連結純損益予想を従来の120億円の黒字から256億円の黒字（前の期は28億円の赤字）に上方修正すると発表した。
業績動向を勘案して繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、法人税等調整額（益）を計上することとなった。プロダクトミックスの影響や費用の減少、為替影響の良化なども寄与する。
★9:02 ヒロセ電機－買い気配 今期営業益6％増見込む 株主還元方針の変更も発表
ヒロセ電機<6806.T>が買い気配。同社は24日に、25.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）は360億円（前期比5.8％増）と発表した。市場コンセンサスは357億円。
自動車用機器市場向けの電子部品需要は引き続き堅調であり、民生用機器市場向けビジネスの回復も見込むとした。想定為替レートは1米ドル143.00円、1ユーロ155.00円、1韓国ウォン0.1080円。
24.3期通期の連結営業利益は340億円（前の期比27.2％減）だった。自動車用機器市場向けビジネスは堅調に推移したものの、産業用機器市場向け、民生用機器市場向けビジネスの売り上げが低迷したことが響いた。
併せて、株主還元方針を変更することも発表した。従来、中期的にROE10％・配当性向50％の実現を目標としていたが、今回、配当の安定的な増加に努めるという基本方針のいっそうの実践を図るため、単年度の業績の影響を受けにくいDOE（株主資本配当率）を株主還元指標として採用し、2024年度より中期的にDOE5％を目標とするとした。
ヒロセ電機<6806.T>が買い気配。同社は24日に、25.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）は360億円（前期比5.8％増）と発表した。市場コンセンサスは357億円。
自動車用機器市場向けの電子部品需要は引き続き堅調であり、民生用機器市場向けビジネスの回復も見込むとした。想定為替レートは1米ドル143.00円、1ユーロ155.00円、1韓国ウォン0.1080円。
24.3期通期の連結営業利益は340億円（前の期比27.2％減）だった。自動車用機器市場向けビジネスは堅調に推移したものの、産業用機器市場向け、民生用機器市場向けビジネスの売り上げが低迷したことが響いた。
併せて、株主還元方針を変更することも発表した。従来、中期的にROE10％・配当性向50％の実現を目標としていたが、今回、配当の安定的な増加に努めるという基本方針のいっそうの実践を図るため、単年度の業績の影響を受けにくいDOE（株主資本配当率）を株主還元指標として採用し、2024年度より中期的にDOE5％を目標とするとした。
★9:02 エーザイ－大和が目標株価引き上げ 円安や製品の権利売却益などを反映
エーザイ<4523.T>が反落。大和証券では、業績予想に円安や製品の権利売却益などを反映し、投資判断「4（アンダーパフォーム）」を継続、目標株価を5600円から5700円に引き上げた。
大和では、業績予想について想定為替レートを円安方向に見直し、円換算高の売り上げ・費用の予想を増額した。自己株取得については、当面のキャッシュ・フローの予想などを踏まえると、近い将来に実施される可能性は低いとみて、今回も予想に織り込んでいない、としている。
エーザイ<4523.T>が反落。大和証券では、業績予想に円安や製品の権利売却益などを反映し、投資判断「4（アンダーパフォーム）」を継続、目標株価を5600円から5700円に引き上げた。
大和では、業績予想について想定為替レートを円安方向に見直し、円換算高の売り上げ・費用の予想を増額した。自己株取得については、当面のキャッシュ・フローの予想などを踏まえると、近い将来に実施される可能性は低いとみて、今回も予想に織り込んでいない、としている。
★9:03 エムケイシステム－買い気配 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字転落
エムケイシステム<3910.T>が買い気配。同社は7日、25.3期通期の連結営業損益予想を1.1億円の黒字に、年間配当予想を4.0円（前期は4.0円）にすると発表した。
社労夢事業において、月額利用料の積み上がりで着実に収益を伸ばすことなどにより売り上げ拡大をめざす。CuBe事業において、クラウドサービスである「GooooN」のマーケット拡大などにも取り組む。
24.3期通期の連結営業損益は3.5億円の赤字（前の期は2.2億円の黒字）だった。データセンター内のサーバーがランサムウェアによる第三者からの不正アクセスを受けた。これにより売上高が減少したことに加え、新たなシステム基盤として構築したクラウドサービスの運用コストが想定以上にかかり売上原価が増加したことが響いた。
エムケイシステム<3910.T>が買い気配。同社は7日、25.3期通期の連結営業損益予想を1.1億円の黒字に、年間配当予想を4.0円（前期は4.0円）にすると発表した。
社労夢事業において、月額利用料の積み上がりで着実に収益を伸ばすことなどにより売り上げ拡大をめざす。CuBe事業において、クラウドサービスである「GooooN」のマーケット拡大などにも取り組む。
24.3期通期の連結営業損益は3.5億円の赤字（前の期は2.2億円の黒字）だった。データセンター内のサーバーがランサムウェアによる第三者からの不正アクセスを受けた。これにより売上高が減少したことに加え、新たなシステム基盤として構築したクラウドサービスの運用コストが想定以上にかかり売上原価が増加したことが響いた。
★9:03 日本電技－売り気配 今期営業益1％減見込む 前期は39％増
日本電技<1723.T>が売り気配。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想を62.0億円（前期比0.8％減）に、年間配当予想を176円（前期は184円）にすると発表した。
人的資本とDX推進の関連投資により、大幅な経費増を見込む。一方で事業採算性の強化などにより前期並みの業績を確保するとしている。
24.3期通期の連結営業利益は62.5億円（前の期比38.8％増）だった。空調計装関連事業における工場関連や、首都圏・地方都市再開発の大型新設物件の売上高計上などが寄与した。会社計画は61.0億円だった。
日本電技<1723.T>が売り気配。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想を62.0億円（前期比0.8％減）に、年間配当予想を176円（前期は184円）にすると発表した。
人的資本とDX推進の関連投資により、大幅な経費増を見込む。一方で事業採算性の強化などにより前期並みの業績を確保するとしている。
24.3期通期の連結営業利益は62.5億円（前の期比38.8％増）だった。空調計装関連事業における工場関連や、首都圏・地方都市再開発の大型新設物件の売上高計上などが寄与した。会社計画は61.0億円だった。
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