前場コメント No.3 マクニカHD、スルガ銀、日証金、JMDC、LITALICO、任天堂

2024/05/08(水) 11:31
★9:03  マクニカHD-買い気配 1株を3株に分割 基準日は9月30日
 マクニカホールディングス<3132.T>が買い気配。同社は7日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき3株の割合をもって分割する。

★9:03  マクニカHD-買い気配 今期営業益0.4%増見込む 前期は3%増
 マクニカホールディングス<3132.T>が買い気配。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想を640億円(前期比0.4%増)にすると発表した。
 
 半導体事業は市場の回復の遅れが続く見込みであるが、後半からの回復を予想している。ネットワーク事業はエンドポイントセキュリティを中心に国内・海外ともに成長を見込む。また、グローセルを完全子会社化し、早期のシナジー発揮をめざすとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は637億円(前の期比3.4%増)だった。ネットワーク事業において、エンドポイントセキュリティ関連商品が伸長したことが寄与した。
 
 併せて24.3期の期末配当を従来予想の110円に対して120円(前の期末は75円)に決定した。

★9:03  マクニカHD-買い気配 株主優待を廃止 配当に集約
 マクニカホールディングス<3132.T>が買い気配。同社は7日、株主優待制度を廃止すると発表した。

 株主の実質的な平等性確保の観点から、株主への公平な利益還元のあり方について慎重に検討を重ねた結果、配当などによる利益還元に集約することとしたという。

 2024年3月末時点の同社株主名簿において保有が確認できる株主へ、2024年6月頃の贈呈をもって、株主優待を廃止するとしている。

★9:03  マクニカHD-買い気配 中計の経営指標を下方修正 集積回路および電子デバイスその他事業が苦戦
 マクニカホールディングス<3132.T>が買い気配。同社は7日、2022年度-24年度を対象とする中期経営計画について、2024年度の経営指標を下方修正すると発表した。

 2024年度の売上高は1兆1000億円(従来は1兆2000億円)、連結営業利益は640億円(同670億円以上)に引き下げる。
 
 不安定な国際情勢や中国経済の低迷、米中貿易摩擦などにより不透明な状況が続く中、集積回路および電子デバイスその他事業において、引き続き市場の調整局面が継続する見込みであることを踏まえた。

 なお、株価は同日発表された株式分割などが好感され、買いが優勢となっている。

★9:04  スルガ銀行-大幅に3日続伸 前期最終益を上方修正 コア業務粗利益が予想以上に堅調
 スルガ銀行<8358.T>が大幅に3日続伸。同社は7日、24.3期通期の連結純利益予想を従来の120億円から153億円(前の期比44.7%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは122億円。

 銀行単体において、コア業務粗利益が予想以上に堅調だった。経費削減、実質与信費用の改善が予想を上回ったことも寄与する。期末配当予想は従来の14円を据え置いた。決算発表は5月10日の予定。

★9:04  日本証券金融-買い気配 今期最終益6%増見込む 前期は35%増
 日本証券金融<8511.T>が買い気配。同社は7日、25.3期通期の連結純利益の試算値を85.0億円(前期比5.8%増)に、年間配当予想を70円(前期は47円)にすると発表した。

 1Q中に実施予定の同社子会社が保有する不動産の売却に伴い、特別利益の計上を見込
む。

 24.3期通期の連結営業利益は80.3億円(前の期比34.6%増)だった。

 貸借取引残高が融資、貸株ともに増加したこと、債券レポ・現先取引および株券レポ取引などを中心にセキュリティ・ファイナンス業務が引き続き好調であったことなどが寄与した。

★9:04  日本証券金融-買い気配 170万株・26億円を上限に自社株買い 割合は2.0%
 日本証券金融<8511.T>が買い気配。同社は7日、170万株・26億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年5月8日~2025年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.0%となる。

★9:05  JMDC-急落 今期最終益35%増見込む 前期は計画下回る
 JMDC<4483.T>が急落。同社は7日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を62.0億円(前期比34.6%増)に、年間配当予想を未定(前期は14円)にすると発表した。市場コンセンサスは68.4億円。

 データ需要の増加と事業領域が順調に拡大している状況を踏まえ、堅調な売り上げ成長を見込む。積極的な成長投資を継続しつつ、利益マージンの健全性を意識した経営をめざすとしている。

 24.3期通期の連結純利益は46.1億円(前の期比8.0%増)だった。会社計画は65.0億円だった。製薬向け事業が堅調に推移したのに対し、生損保向け事業が商品開発周期のダウンサイクルの影響を受けたことなどが響いた。未定だった期末配当は14円(23.3期末は12円)に決定した。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったことや、前期の計画下振れ着地などを受けて株価は売りが優勢となっている。

★9:06  LITALICO-もみ合い 今期営業益21%増見込む 前期は計画下回る
 LITALICO<7366.T>がもみ合い。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を45.0億円(前期比21.1%増)に、年間配当予想を未定(前期は8円)にすると発表した。市場コンセンサスは49.8億円。

 今期は就労支援20施設(前年16施設)、児童福祉21施設(前年18施設)と開設ペースを加速させる計画。

 24.3期通期の連結営業利益は37.2億円(前の期比26.9%増)だった。就労支援事業、児童福祉事業、プラットフォーム事業が増収増益となったことが寄与した。会社計画は38.5億円だった。

★9:07  任天堂-反落 今期営業益24%減見込む 前期は5%増
 任天堂<7974.T>が反落。同社は7日に、25.3期通期の連結営業利益予想は4000億円(前期比24.4%減)と発表した。市場コンセンサスは4892億円。

 より多くの顧客に、より長くNintendo Switchを遊んでもらえる様、継続してユニークな提案を行い、販売の最大化をめざす。また、発売済みのタイトルに加えて新規タイトルや追加コンテンツを継続的に投入することで、プラットフォームの活性化に努めるとしている。前提為替レートは1米ドル140円、1ユーロ155円。

 24.3期通期の連結営業利益は5289億円(前の期比4.9%増)だった。
 
 ハードウェアの販売台数は1570万台(前期比12.6%減)、ソフトウェアの販売本数は1億9967万本(前期比6.7%減)となり、ともに販売数量は前期比で減少したものの、発売から8年目に入ったプラットフォームとしては堅調な販売状況となったとしている。
 
 併せて24.3期の期末配当を従来の109円に対して131円(前の期末は123円)に決定した。
 

関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,787.38 -132.88
TOPIX 2,745.62 +8.08
グロース250 632.98 -2.11
NYダウ 40,003.59 +134.21
ナスダック総合 16,685.97 -12.35
ドル/円 155.87 +0.47
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ