三菱重工業-後場急落 今期最終益4%増見込む コンセンサス下回る
三菱重工業<7011.T>が後場急落。同社は8日13時30分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を2300億円(前期比3.6%増)に、年間配当予想を22円(前期は200円)にすると発表した。市場コンセンサスは2489億円。
今期の受注高は合計で5兆8000億円、設備投資額は1800億円を見込む。想定為替レートは1米ドル145円、1ユーロ155円とした。株式分割を考慮しない場合、配当予想は220円となるため、実質的に増配となる。
24.3期通期の連結純利益は2220億円(前の期比70.2%増)だった。航空・防衛・宇宙セグメントをはじめ、全てのセグメントで増益となった。会社計画は1900億円だった。期末配当は従来予想の80円に対し120円(23.3期末は70円)に決定した。
なお、株価は今期の見通しコンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
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