〔Market Flash〕化学では半導体材料を中心に強気スタンス~UBS

2024/05/09(木) 10:30
【10:30】化学では半導体材料を中心に強気スタンス~UBS  UBS証券では化学セクターに関して、半導体材料を中心に短期的にも材料需要回復の期待が高まっていると指摘している。石化誘導品でも一部でボトム圏からの市況改善が確認されているとのこと。UBSでは、化学セクター全般については「中立」の立場ではあるが、シリコンウエハを除く半導体材料や今後構造的な需要拡大が見込まれる部材については、「強気」のスタンスを採っている。個別では、フォトレジスト専業の東京応化工業<4186.T>、半導体材料も手掛ける三井化学<4183.T>をトップピックに挙げており、三菱ガス化学<4182.T>、ダイセル<4202.T>のカバレッジを開始している。 【9:50】目先は米4月消費者物価指数に注目~みずほ  みずほ証券では、米国の4月雇用統計は労働市場の急激な悪化を示すものではないと捉えており、FRBが利下げを急ぐ可能性は低いと考えている。米国の金融政策の先行きを占う上では、5月15日に公表される米4月消費者物価指数(CPI)に注目している。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアの前月比の伸びが3カ月連続で+0.3%台後半、年率換算では+4%台とFRBの物価目標である前年比+2%を大きく上回って推移しており、市場予想の前月比+0.3%を上振れた場合には、米長期金利が上昇する可能性があると考えている。一方、市場予想通り前月比+0.2%台後半~0.3%台前半の伸びに鈍化すれば、今回の雇用統計の結果と合わせて利下げ開始の後ずれ観測が後退することで、長期金利の上昇圧力が和らぐと予想している。 【8:45】寄り前気配は長瀬産、コーセー、USS、ネットワンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、長瀬産<8012>+18.52%、コーセー<4922>+14.71%、USS<4732>+10.27%、ネットワン<7518>+7.06%、ヒロセ電<6806>+5.00%、三和HD<5929>+4.25%、ニッコンHD<9072>+4.11%、グリー<3632>+3.79%、日本酸素<4091>+3.55%、オリックス<8591>+3.20%などが高い気配値。  一方、千代建<6366>-9.86%、ローム<6963>-7.23%、コカ・コーラ<2579>-4.50%、ソフトバンク<9984>-3.32%、ダイセキ<9793>-3.01%、ライオン<4912>-2.80%、戸田建<1860>-2.64%、岡三<8609>-2.55%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,069.68 +282.30
TOPIX 2,768.04 +22.42
グロース250 642.45 +9.47
NYダウ 40,003.59 +134.21
ナスダック総合 16,685.97 -12.35
ドル/円 155.69 +0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ