後場コメント No.7 日油、稲畑産、ソフトバンク、日東工器、ソトー、ローランドDG

2024/05/09(木) 15:04
★14:37  日油-後場急落 今期営業益4%減見込む 前期は4%増
 日油<4403.T>が後場急落。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を405億円(前期比3.9%減)にすると発表した。

 グループで「NOF VISION 2030」を推進し、さらなる成長に向けた事業運営を行うとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は421億円(前の期比3.7%増)だった。主力の機能化学品事業が前の期比で減収減益となったものの、医薬・医療・健康事業、化薬事業がともに増収増益となったことが寄与した。
 
 併せて24.3期の期末配当を従来予想の56円に対して58円(前の期末は58円)に決定した。年間配当は114円(前の期は108円)となる。

★14:37  日油-後場急落 150万株・20億円を上限に自社株買い 割合は0.63%
 日油<4403.T>が後場急落。同社は9日14時、150万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年5月10日~6月28日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.63%となる。

 なお株価は、同日発表された決算において、今期業績が減益見通しとなったことが嫌気され、売りが優勢となっている。

★14:38  稲畑産業-後場上げ幅拡大 120万株・50億円を上限に自社株買い 割合は2.15%
 稲畑産業<8098.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時、120万株・50億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月13日~7月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.15%となる。

★14:38  稲畑産業-後場上げ幅拡大 今期営業益6%増見込む 前期は4%増
 稲畑産業<8098.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を225.0億円(前期比6.2%増)だと発表した。

 業績見通しの前提となる為替レートにつきましては、1ドル145円を想定している。

 24.3期通期の連結営業利益は211.9億円(前の期比4.3%増)だった。

★14:41  ソフトバンク-反発 政府が同社のAIスパコンに最大421億円支援へと伝わる
 ソフトバンク<9434.T>が反発。テレ東BIZは9日14時33分、経済産業省は同社が進めるAI向けスーパーコンピューターの整備事業に、最大421億円を支援することを固めたと報じた。

 報道によれば、あすにも発表するとしている。

★14:44  日東工器-後場プラス転換 今期営業益3%増見込む 前期は19%減
 日東工器<6151.T>が後場プラス転換。同社は9日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を30.6億円(前期比3.4%増)に、年間配当予想を48円(前期は43円)にすると発表した。

 需要動向を的確にとらえた販売活動を積極的に展開することで増収増益を計画する。

 24.3期通期の連結営業利益は29.6億円(前の期比19.3%減)だった。

 半導体の需要回復の遅れと、中国におけるリチウムイオン電池の電解液用迅速流体継手の需要減少による迅速流体継手事業の減収が全体に影響したとしている。
 
 併せて24.3期の期末配当を従来予想の12円に対して15円(前の期末は29円)に決定した。年間配当は43円(前の期は53円)となる。

★14:49  ソトー-3日ぶり反発 今期営業益12%減見込む 年間配当は増配方針
 ソトー<3571.T>が3日ぶり反発。同社は9日14時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を3.0億円(前期比12.2%減)だと発表した。

 化合繊素材の受注拡大と欧州や中国への輸出拡大に取り組むとしている。
 
 24.3期通期の連結営業損益が3.4億円の黒字(前の期は5.5億円の赤字)だった。群馬県伊勢崎市の土地と店舗の賃貸を新たに開始したことにより、不動産事業が好調だった。

 また、25.3期の年間配当予想を28円(前期は24円)とした。

★14:49  ソトー-3日ぶり反発 20万株・1億円を上限に自社株買い 割合は1.6%
 ソトー<3571.T>が3日ぶり反発。同社は9日14時40分、20万株・1億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5103日~2025年4月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.6%となる。

★14:53  ローランドDG-後場急落 ブラザーが同社買収を事実上断念 価格上げず=日経
 ローランド ディー.ジー.<6789.T>が後場急落。日本経済新聞電子版は9日14時46分、ブラザー工業<6448.T>が同社に対するTOB(株式公開買い付け)価格を引き上げないことを決めたと報じた。

 記事によれば、同社が米投資ファンドと進めるMBO(経営陣が参加する買収)価格の方が高いことになり、ブラザーは買収を事実上断念する見通しになったとしている。

 同社は買い付け価格を1株5035円から5370円に引き上げており、ブラザーが提案額である5200円を引き上げるかが注目されていた。


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