東京外国為替市場概況・8時 ドル円、しっかり
8日の東京外国為替市場でドル円はしっかり。8時時点では154.74円とニューヨーク市場の終値(154.69円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。NY引け後の流動性が薄い時間帯での下押しも154.55円までに留まった。本邦勢の本格参入を控えるなか徐々に水準を切り上げて、8時過ぎには昨日高値154.75円を超えて154.82円まで上値を伸ばした。「米国からの圧力で本邦金融当局がこれ以上の積極的な為替介入に踏み切れないのではないか」との一部思惑も支えとなっているもよう。
ユーロ円は下値が堅い。8時時点では166.36円とニューヨーク市場の終値(166.37円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が緩んだタイミングで弱含むも、昨日NY時間からの166円前半での底堅さは継続。ドル円の上昇に歩調を合わせ、166.45円まで買われた。
ユーロドルは8時時点では1.0751ドルとニューヨーク市場の終値(1.0755ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高推移に影響されて上値が重かった。1.0750ドルまでじり安となり、NY午後につけた昨日安値1.0748ドルに迫ってきている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.55円-154.82円
ユーロドル:1.0750ドル-1.0756ドル
ユーロ円:166.17円-166.45円
関連ニュース
為替の最新ニュース
関連コンテンツ