日本郵船など-海運大手高い 今期3年ぶりの最終黒字との観測 前期リストラでコスト軽く
日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>、商船三井<9104.T>が高い。26日付の日経新聞朝刊で、海運大手3社の18.3期の連結最終損益が3年ぶりにそろって黒字を確保しそうだと報じられた。
保有船の減損など前期のリストラ効果によりコストが軽くなるという。先進国向けを中心に荷動きが活発になり、ばら積み船やコンテナ船の市況が改善するのも追い風になるとされる。商船三井の今期の最終損益は100億円規模の黒字(前期推定は損益ゼロ)、日本郵船は数十億円規模の黒字(同2450億円の赤字)になりそうだとみられる。経常損益が黒字(同470億円の赤字)に浮上する川崎汽船も最終黒字を確保できそうだとしている。
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