〔Market Flash〕第1四半期は進ちょく率に注目、想定為替レートは実勢より円高~三菱UFJMS

2017/07/19(水) 11:03
【11:00】第1四半期は進ちょく率に注目、想定為替レートは実勢より円高~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2018年3月期第1四半期(4-6月)の決算発表が本格化することで、コメントをまとめた。1Qでは通期予想に対する進ちょく率に注目が集まりやすいが、過去10年の株価反応をみると、決算発表前後において、通期予想経常利益に対する実績の進ちょく率が高い銘柄はプラス側、低い銘柄はマイナス側へリターンが推移する傾向が強いとのこと。6月末現在の会社予想はアナリスト予想に対し、例年と同様に保守的とみている。東証1部上場3月期決算企業の想定為替レートは実勢より円高水準で、今年度の為替前提は平均1ドル=108.9円、1ユーロ=116.8円である一方、4-6月の市場レートは平均1ドル=111.1円、1ユーロ=122.4円となっている。また、1Qで通期予想(経常利益)を修正する企業の比率は少ないものの、毎年1割程度の企業が修正を行っていることを指摘している。 【10:15】6月米国市場ではPS4がハード販売好調~みずほ  みずほ証券では、日米のゲーム専用機(コンソールゲーム)の6月販売が出そろったことでコメントをまとめた。18.3期1Q(4-6月累計)では、日米両市場でハード販売が大幅に伸びた。Nintendo Switch(スイッチ)効果が主要因であるが、特に米国市場においてPS4が販売を伸ばしていることも大きいとみている。18.3期及び19.3期くらいまでのソフト市場や、スクエニHD(9684)などのゲームソフト会社のEPSを考えると、普及台数が大きいPS4のモメンタムが良好である点は朗報と捉えている。また、スイッチの日米市場でのハード販売に関しては、7月21日予定の「スプラトゥーン2」発売に向け出荷台数が増える見通しであるため、7月はスイッチの増産効果にも注目している。7月は「ドラクエ11」の発売も控えるため、国内ゲーム市場は大きく盛り上がる可能性があると考えている。 【9:20】ピンチはチャンス、スペシャリティ医薬品に注目~SMBC日興  SMBC日興証券では医薬品セクターに関して、7月に北米投資家を訪問し、ディスカッションを行った。同社の論点として、2018年から毎年薬価改定など薬価制度の抜本的な見直しが入り、イノベーション推進だけでなく、社会保障とのバランスが重要性を増している点を説明している。その中で、アンメット・メディカル・ニーズ(難治性疾患に対する医療ニーズ)が高く、競争が少ない特定領域で強みを発揮できる企業に注目すべき(キーワードは「スペシャリティ医薬品」)として、中枢神経領域や抗癌剤領域に強みを発揮できる大塚HD(4578)、泌尿器・血液癌・PAH(肺動脈性肺高血圧症)領域で強いフランチャイズを築きつつある日本新薬(4516)、日本が誇る独自の創薬技術(特殊環状ペプチド技術)で薬剤コストの低減にも貢献するペプチドリーム(4587)の3銘柄をトップピックとして推奨している。 【8:45】寄り前気配は日油、紀陽銀、東宝、名銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、日油(4403) +6.52%、紀陽銀(8370) +2.97%、東宝(9602) +2.79%、名銀(8522) +2.56%、武蔵銀(8336) +2.38%、滋賀銀(8366) +2.08%、三浦工(6005) +2.06%、リンナイ(5947) +2.04%、パーク24(4666) +1.90%、山合銀(8381) +1.90%などが高い気配値。  一方、タカタ(7312)-57.69%、ネクソン(3659) -4.94%、ユニプレス(5949) -2.86%、TC-Lea (8439) -2.75%、キョーリンH (4569) -2.04%、グリー(3632) -1.98%、イビデン(4062) -1.95%、リコー(7752) -1.91%、アサツーDK(9747) -1.88%、日精工(6471) -1.83%などが安い気配値となっている。
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